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2012年6月の24件の記事

2012/06/30

オイコノミア(2012/06/26放送分)

今回のタイトルは「子供は嫌いじゃないけれど」(前編)ということで、少子化問題がテーマ。

番組冒頭のインタビューで回答者が「少子化(問題)に反対って」言われてもね。

で、出生率をみてみると、あのV字が。懐かしい、丙午とか出てきたよ。

少子化はローマの時代から合ったというのは初耳だった。当時のローマは自由を謳歌し、結婚や出産を敬遠するようになったそうだ。そこで時の皇帝は、結婚している男性の昇進を優遇したり、子供のいない女性の相続を制限したりする政策を採ったというのはずいぶんと

ということで、子育ても経済行動だとすると、その価格と需要から考えようと言うことだった。

1.教育費が上がっている。つまり、子育てコストの上昇が子供を作ることを敬遠する理由になっているということ。また、経済的に余裕がある人も、量よりも質ということで少ない子供に集中的に投資しているということ。ま、近頃は塾や予備校に行くのは当たり前の時代だものね。
2.子育てに取られる時間がコストになっている。母親が出産と子育ての期間中に働いていたとした場合の機会費用が大きいと言うこと。つまり、女性の社会進出が子育ての機会費用を上げていくことになっているということだった。

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内容としてはこんな感じか。

経済学に関する用語として出てきたのは、
・マルサスの人口論
・人口オーナス
くらいかな。

今回は社会派の討論番組みたいだった。あまり、経済学的なものが前面に出てこなかったな。

何にせよ、日本の少子高齢化は世界で類を見ない早さで進行しており、矢継ぎ早に手を打っていかないと手遅れになるよね。

で、今週はいろいろあって遅くなってしまった。もうすぐ周回遅れになるところだった。

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2012/06/28

ガイアの夜明け(2012/06/26放送分)

あなたの知らない アウトレットの真実」というタイトルで、昨今のアウトレットの実情を追うというもの。

まずは、アウトレット・モールは全国に広がりを見せており、過当競争の時代に入ったということで、売り上げは頭打ちで客単価も下がっているのではないかという分析。象徴的な出来事として、日本初のアウトレットモールとして埼玉県ふじみ野市にオープンした「リズム」が廃業したことが紹介されていた。昔ふじみ野市に住んでいた身としては複雑な気分。現在全国にアウトレットモールを展開しているのは、2強と呼ばれる「三井アウトレットモール」と「プレミアムアウトレット(チェルシー・ジャパン)」ということだった。

その中で、各アウトレット・モールは独自の工夫をしていた。例えば番組で紹介されていた木更津のアウトレットは地域の有名な飲食店をフードコートに誘致していたり、他のところでも、子供や父親など(買い物につきあっている人たち)をターゲットにした遊具施設などを設けたりしていた。これは、アウトレット店舗の出店数や品揃えなど本質的な部分での差別化ができなくなってきたので、付加的なサービスで勝負しようと言うことなのだろうな。

次に紹介されていたのはアウトレット商品の話。アパレル・メーカーなどは「本来の」検品NG品や在庫品だけでは、全てのアウトレットの店舗に供給できなくなっている。かといって、店舗の品揃えが不足すると機会損失を招いてしまう。店舗間では商品の争奪戦が巻き起こることになり、一方でメーカー側は供給を増やす必要が生じている。ということで、メーカーは2つの戦略をとっていた。

1つめは「アウトレット専用商品」の開発。これって、本来のアウトレットではないじゃん!そういう批判はともかく、正規の店舗に卸す商品とはデザインを少し変えて(主に簡素化して)アウトレット向けの商品としてアウトレットの店舗に卸していると言うことだった。アウトレットの魅力って、正規品を安く買うことだと思っていたが、このやりかたはどうなのだろう。でも、番組内のアンケートによると、アウトレットの本来の意味を知っている人はあまりいなかった。つまり、SCと同じ感覚でアウトレット・モールに来ているんだね。だとしたら、専用商品を開発することもありかなと思った。

2つめはさらにびっくりで「どこのメーカーが作ったともしれない商品に自社のタグをつけてアウトレットで売る」ということ。韓国の繊維街を取材していたが、そこで日本のバイヤーがタグやロゴの入っていない衣料品を買い付けて、とある場所で自社のタグをつけてもらって日本に輸出していた。これは消費者を裏切っていないか?もちろん、自社のタグをつけることは違法にはならない(偽ブランドじゃないしね)。さらにバイヤーは品質も見極めて商品を買いつけているということで、粗悪品を売りつけているわけでもない。でも、消費者は少なくとも「そのメーカーの正規のデザイナー」がデザインした衣料品だと思っているはずだし、その思いと違う商品を「そうと知らせずに」売ることは、企業倫理としてどうだろう?

アパレルの実態としては、国内でデザインしたものを海外で生地の調達、縫製しているのが常だから、確かに「どこまでが自社製品」?ということは感じる。しかし、出来合いの商品を購入して自社のタグをつけることは、少なくともブランドと一体になったデザイン的なセンスというか統一感まで失ってしまうのではないかな?そうなると、中長期的にはブランドイメージの低下を招くのではないか?

で、思い出したけれど、牛とかウナギとか、そういう食品関連でも「○○産」と(ブランド力のある地名が)書いてあるが、これも別の地域で生まれてある程度育ってから、その(ブランド力のある)地域に持って行き、出荷できる段階まで育てて出荷しているところもあるから、似たようなものかな。

話を番組に戻して、最後はネット上のアウトレット・モールの話。前述の通り、アウトレット商品の争奪戦が激しさを増している中、紹介されていたネット上のアウトレット・モール運営会社は、自社倉庫を設けていた。ネットの強みとして、正規品とアウトレット品を同時に提供できること。つまり、すごく気に入ったデザインの服があれば正規品を購入し、そうでないものに関してはアウトレット品を購入するとかね。そういえば、Amazonの書籍通販も、新品と中古品を選択して購入できるから似たようなものかな?

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アウトレット・モールも目新しさが受けて来店する客が増えるという事態は終わりを告げつつあると思う。今後は本質的な部分と副次的な部分でいかに他店と差別化できるかが勝敗を分ける鍵になる気がするな~。

でもやはり、本来のアウトレット品でないものをアウトレットの店舗で売ることに関しては違和感が残るな~。

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2012/06/27

未来世紀ジパング(2012/06/25放送分)

【ユーロ動乱第2弾 揺れる通貨・・・その行方】ということで、総選挙後のギリシャ国内情勢を中心に、ユーロの行方を占うもの。番組では、ドイツ人夫とギリシャ人妻の家族の目を通して、総選挙を見ていたが、家族の中でも賛成反対に分かれると言うから、本当にぎりぎりの選択なんだろうな。

番組冒頭では、ギリシャ国内の銀行から預金が毎日800億円引き出されていると言うから、驚きだ。財政が破綻して銀行がつぶれても「通貨ユーロ」の価値は下がらないから、タンス預金にしているらしい。これって、一般的には自国の経済が破綻したら自国の通貨が紙切れになるのだけれど。そうならないのは、つまりそのユーロの信用はドイツやフランスなど支援国が支えているのだけれどね。財政基盤の弱い国を強い国が支えることになってしまうと言うのが、共通通貨ユーロを運営していくことの難しさだね。

また、ギリシャから多数の人が海外に脱出していることも紹介されていた。これは過大に演出している一面もあるかも知れないが、これも共通通貨ユーロを持っていれば、圏内の他の国で生活できるということで、国としてのギリシャを見限っている人もいると言うことだよね。緊縮派が勝利した総選挙の裏側で、ギリシャ国内の実態としては破滅が歩み寄っていると言うことなのかも知れない。

ギリシャ人は、第二次世界大戦を引き合いに出して独国がギリシャを支援するのは当たり前だと言っているし、ドイツ人は、ギリシャ人はお金もないのに贅沢ばかりして遊んでいると言っている。これらの発言が多数派なのかどうかは分からないが、両国民の感情的な対立が大きいのだとしたら、ドイツの政策がギリシャ許すまじと言う方向に舵を切るかも知れない。

ところで、ギリシャの総選挙の仕組みが紹介されていたけれど、第一党には自動的に50議席が加算されるってすごい制度だ。第一党による安定的な政権を行うための制度なのだろうけれど・・・。その50議席をさっ引いた実際の得票率を見ると、緊縮反対派(2党合わせて)が過半数を取っているんだよね。これでは「財政緊縮派が勝利!」ってそれこそ「まやかし」だ。

番組の後半では、前述の家族の中で妻の弟(ギリシャ人)をドイツで働かせようと言うことだった。しかし、ドイツ語をあまり話せない彼がドイツに行って仕事ができるのか、ちょっと心配だ。彼の後日談も聞きたいな。

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ということで今週の未来予測は「ドイツ ユーロ離脱」という衝撃的な内容。これって、経済学で言うところの逆選択だね。経済の水準を低い方に合わせたら、水準の高い方は負担が大きくなって、そのグループから離脱するというやつ。そして、弱者の集まりになってしまうと言うやつだね。そして、実際に独国がユーロから離脱したら、ユーロは大暴落だろうな。というか、世界経済が大混乱に陥るよ。実のところ、独国はマルク単独でも何とかやっていけると踏んでいるかも知れない。でも、ユーロ圏の他の国々は独国の離脱を回避させようとするから、そうなると独国離脱よりもギリシャ追放の法が現実味がある気がする。

現在のユーロ圏は規模の拡大を急いだために、本来圏内に入る資格を持っていない国々まで入れてしまった感がある。今後しばらく新たにユーロに参加する国は出てこないだろう、といか審査基準が厳格化されて入りたくても入れないだろう。また、追い出される国も出るんじゃないだろうか。っていうかそれはギリシャなんじゃないの?でも、ギリシャもいったんユーロ圏から離脱して独自通貨に戻った方が、良いのではないかな。

しばらくは、ユーロ情勢は混迷を続けるのだろうな。

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2012/06/26

アジアの風(2012/06/23放送分)

今回の主役は、岐阜県山県市の田中金属製作所。水栓バルブがメインのメーカーだが、部品メーカーや下請を脱却するために独自開発したシャワーヘッド「アリアミスト」をアジアに売り込むというもの。

特徴は、従来型に比べて35%節水能力があるということと、洗浄力が強いということ。水流に空気を取り込むことによってビート効果のようなものを生み出して、節水と洗浄力を実現していると言うことだ。国内では大型銭湯や自衛隊でも採用されているということだった。

これをまず中国に売り込もうというもの。建材や内装込みで販売される住宅が増えているということと、日本製は高性能というイメージが付いていることで、市場性は高い。社長は、自社が小規模な会社なので、中国に営業を常駐する余力がないということだったが、現地で販売会社を作ることを提案されていた。そういうコネがないところが問題なのだろうと思ったが・・・。

もうひとつ、社長が売り込みたい国がシンガポールだった。シンガポールは、国を挙げて節水に取り組んでいると言うことで期待大だったが、アナリストの評価は低かった。というのもまだ、国民一人一人が節水という意識が高くなく、高価な節水製品を購入する市場行動は起きていないと言うことである。現地企業との提携に関しては、行政の支援が得られる可能性も有り、ビジネス・チャンスはありそうだということだった。

で、最後に番組ナビゲーターが、「商品自体に、商品名や会社名が入っていない」ということを指摘していたが、まさにそうだね~~。ブランドを構築していくためには、商品名や企業名を前面に押し出すようにしなければね。デザインもある程度考えた方が良いかも。

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2012/06/25

マネーの羅針盤(2012/06/23放送分)

ボーナスの話。千葉県のマルエイ(以前、ガイアの夜明けでも放送されたスーパー)では、千円札で支給。厚さの差が顕著で、従業員のモチベーションアップ向上を意図したものらしい。

ということでボーナスの使い方だが、
・ローンを繰り上げ返済(住宅ローンなど)
・払えるものはまとめ払い(生命保険など)
ということだった。これは、まさにその通りだね。私も住宅ローンの一部を繰り上げ返済したらずいぶんと残高が減った。

で、なぜか「蓄財の神様」本田静六氏の言葉が出てきた。
 ・収入の1/4と臨時収入はとにかく貯蓄しろ
 ・ある程度お金のたまったところで賢く投資しろ
 ・ただし無理なく最善のチャンスがくるまでじっくり待て!
でも、収入の1/4も貯蓄できるのか・・・。

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NY市況であるが、木曜日のダウ平均が今年2番目の下げ幅を記録した。これは、FRBが米国の成長予想を下方修正したこと、製造業の経済指標が予想を遙かに下回ったため。また、ヨーロッパや中国でも経済指標が悪化し、世界規模で成長が鈍化すると言う観測が出ている。

為替では、円売りが進み、対$では1ヶ月ぶりの80円台回復した。

原油は5.1%の下落で、8ヶ月ぶりに$80を割り込んだ。背景としては、世界的な需要の低迷と産油国の増産が挙げられる。

ということで、ギリシアの危機が当面回避されることになり市場は安定を取り戻すかと思いきや、世界的な経済成長の鈍化による、市場の混乱は続いていると言ったところ。世界的に資金が余剰であり、その余剰資金がちょっとした市場の変化に対して過剰に流動して、それが市況の数値を実数以上に変化させていると言うところか。いわば「薄皿に水を満たして片手で支える」ような不安定ぶりだな~。

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2012/06/24

カンブリア宮殿(2012/06/21放送分)

今回のテーマは【日本の旅行を変えろ!!一泊5250円の"最強宿"】ということで、四季リゾーツの山中直樹氏がゲスト。箱根を中心にリゾート・ホテルを展開してる会社である。

特徴としては、
・大手会社の保養所などを無償で借り上げて、それをリゾートホテルとして運営している
・料金は年間を通して一律5,250円~
・従業員は多能工化して人件費を削減
・さらに従業員は、一つの施設に固定せず、予約状況によって柔軟に再配置
ということだった。

企業の保養所は、バブル崩壊以前に多く建設されたが、その後は企業にとってのお荷物的な存在になっている。そこを無償で借り上げて運営費などを負担し、その代わりに空き部屋を一般利用者向けに解放するというものである。

また、宿一棟丸ごと貸し切りプランというのもあった。番組では、親戚が一堂に会して祖母の喜寿祝いをしていた。確かに泊まりがけで親類の祝い事をするときに貸し切りだと、他の人を気にしなくて良いのでありがたいと思った。こういうのは、昔は実家の本家にみな集まってやったのだろうけれど、最近では大きな作りの本家というのもあまり見かけなくなり、親類一同が集まる機会も少なくなったなと感じているので、このサービスはありがたい。北部九州地区でもこのようなサービスをする宿屋はないものか。

コスト削減に関しては、宿泊客がチェックアウトした後すぐに室内の電源を切ったり、温泉を使わない時間帯にはボイラーを切ったりと、地道な努力をしていた。

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山中氏は「誰もが逃げ出したくなるような状況で逃げ出さない人が他人の信用を得られる。」ということを父親から教わって、それを守ってきたと言っていたが、成功する人に共通する考え方かも知れないな。

番組の紹介ビデオで、山中氏はトイレを一心不乱に掃除していたが、イエローハットを彷彿させるな~~。

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ということで、今回は(村上龍氏も言っていたが)本番組に登場する「典型的な」企業だった。顧客の視点に立つと言うこと、内部のコストを削減すると言うことを実直に行っているということだね。

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来週はJALだ!。稲盛さんも出演するのかな。

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2012/06/23

オイコノミア(2012/06/19放送分)

「消費税ってどうでしょう」(後編)ということで、消費税を中心とした税金の話の後編。

まずは、又吉さんが街頭で新しい税金を考えるインタビュー。その中で前回放送で取り上げた税金の三原則のおさらい「簡素」「中立」「公平」。その後、インタビューを元にした又吉さんと経済学者の大竹文雄氏との対談では、「ビューティープレミアム」や「身長プレミアム」もおさらいとして出てきた。その対談の中では新しい税として「犬税」が出てきたが、これは独国で実際にあることは知っていた。危険犬種だと税が高額になるというのは初めて知ったが・・・。

対談は引き続き、税の役割の話へと移る。このあたりは昔々の大学講義を思い出して懐かしい。その役割とは以下のようなもの。
・富の再分配機能
・公共サービスの費用調達機能
・景気の調整機能
・経済行動への誘因効果
で、4番目の「経済行動への誘因効果」の話の中で「環境税」「炭素税」などいわゆるピグ-税が出てきた。ユニークなピグ-税としては最近話題になった「ポテチ税(ハンガリー)」や米国・ニューヨーク州で導入が検討されている「清涼飲料税」の話も出てきた。この辺の説明、今回は分かりやすかった。

で、日本の歳入の話。50%弱が公債金なのだが、この辺は説明が軽かったぞ。もう少し「深刻さ」をアピールした方が良いのでは?

ビデオで「品川スチューデントシティ」が紹介されていた。子供の頃から税金の仕組みに関する教育を行うと、税金に対する理解が深まるという話に関しては、その通りだなと感じる。子供の頃から社会の仕組みに関して考えさせるのは良いことだ。

税金の役割として公共サービスの費用調達機能というところから、「市場の失敗」の話。説明はフリーライダーから始まったが、結局税金とは助け合いの中から出てきたということだった。又吉さんのお父さんの出身地である沖縄の伝統「結(ゆい)」や租庸調の「庸」などはまさにそうだと言うことだった。

で最後は、税金の使われ方が分からないという話だが、それは勿論使う側の説明が不十分だと言うことが言いたいのだろうが、払う側も無関心だという議論にならなかったのは残念。

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今回は対談がメインだったが、以前よりは明るい部屋で良い雰囲気だった。内容としては、昔聴いた講義を彷彿とさせる内容で、忘れていた記憶が思い出されて良かったな。

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2012/06/21

ガイアの夜明け(2012/06/19放送分)

日本最大手のASICSは世界では4番手に甘んじているが、そろそろ世界3位、PUMAの背中が見えるところまで来た。でも、今回は、PUMAでも、世界最大手のNIKEでもなくて2位のaddidasとの対決話。

ということで、直前に迫ったロンドン・オリンピックに向けてのシューズ開発競争がテーマなのだった。内容としては、ASICSの開発を中心にしたものだった。開発チームは合わせて40名ほどだった。オリンピック選手向けのシューズって、ずいぶんと力を入れて開発されているのだなという感じだった。例えば、モーション・キャプチャーを使った足の裏(ソール)の動きの解析や、新素材(カーボン・ファイバー)を部分的に使うなど。いったい、1足あたりどのくらいするのやら。

というのも、オリンピックなどはスポーツ用品メーカーにとっては絶好の宣伝の機会であるから。契約している選手が良い成績を収めることが、自社ブランドの強化や売り上げ増加につながるからね。

ASICS側の開発責任者は40代の若手。数年前にカリスマ開発者が定年退職した後、リーダーを任されたということだったが、なんとそのカリスマ開発者はaddidasと専属契約し、その日本国内開発拠点でシューズの開発を行っていた。集散離合は兵家の常とはまさにこのこと。でも、「師弟対決がテーマかな」と思ったが、両者が直接対峙する場面はなし。ちょっと肩すかしか。これは本番までのお楽しみと言うことかな。

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でも、今回の番組で、相手として登場したのはaddidasだったが、これは(一部でも)開発現場の取材を許可してくれたのがaddidasだけだったということのような気がしてならない。開発現場は秘中の秘だから、オリンピック直前のこの時期に取材させてくれるところなどないだろう。そこで、2位、4位対決という、ちょっと変則的な番組構成に・・・。番組の最初に各社の売上高を見せ、「Pumaを目標に捉えられるところまで来た」という話を切り出した割には、その後Pumaが登場しなかったのは残念だ。仕方がないと言えば仕方がないのだが、ちぐはぐな印象を受けたな。

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2012/06/20

未来世紀ジパング(2012/06/18放送分)

「知られざる石油大国 カナダ」ということで、カナダを世界第二位の石油埋蔵量にした「オイル・サンド」の話。ちなみに、これは砂岩由来のものであり、頁岩由来のものは「オイル・シェール」と呼ばれている。カナダのアルバータ州周辺で取れるものはオイル・サンドである。

で、オイル・サンドは露天掘りで、地面を削るようにして採掘している。さぞ環境に悪影響を与えるだろうと思っていたら、やはり環境問題があるらしい。オイル・サンドの分布しているのは、カナダの森林地帯だから、その森の木を伐採するところから始めないといけないし、精製の過程で油が廃棄されるし、抽出後の出がらし?の砂も廃棄されるし・・・。それに森林伐採や抽出した石油を利用することでも地球温暖化に拍車がかかるし~~。カナダではオイルサンド採掘が終わった土地に植林することが義務づけられていると言うけれど・・・。そして、非在来型石油資源を合計すると世界の石油使用量の150年分あるって、いったいどれだけ石油を使うつもりなんだか。

カナダ・アルバータ州のフォートマクマレーという町は今黒いゴールドラッシュに沸いているそうで。以前7,000人の人口が10万人を超えているということだ。ダンプの運転手で、週に$2,000くらいもらえるそう、現場の管理者だとその4~5倍はもらっているらしいから、人も集まるだろうな。でも、なんか日本の炭鉱城下町を見ているようだった。って、私は実際にはそんな世代ではないですよ、はい。衰退した後の町を見たことがある程度。

ところで、オイル・サンドから石油を抽出するためには、油井よりもコストがかかるので、原油の価格がある程度高くなければ採算が取れない。番組では$50/1バレル以上で採算が合うと言っていた。今は$100弱なので、十分採算が取れると言うことらしい。

日系企業がサグディー法という、地下のオイルサンド層から直接石油を抽出する技術で石油を採掘しているところを紹介していたが、これって手前味噌な気が・・・。

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で、未来予測は、カナダのオイルサンドで、石油価格が下落してアジアにも恩恵があるということだったが・・・それはたいした予測でもないか・・・(なんだか最近辛口だ~~)。

日本周辺にもメタンハイドレートという非在来型石油資源があり、そこから天然ガスを抽出する技術が実用化されれば、日本のエネルギー問題は一気に解決・・・と言われているが、CO2を排出するエネルギーばかりでなく、もっと環境に負荷をかけないエネルギーの開発もアピールしてほしいな。

番組の最後に出演者のパックンが言っていた「節電資源」(つまり節電することも一つの資源だ)というのがいちばん印象に残った・・・。

あ、そういえば、別番組だけれどNHKのサイエンスZERO、次回は人工光合成の話。光合成はCO2を取り込むから地球温暖化対策の切り札になる・・・かも。楽しみ~~。

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2012/06/19

アジアの風(2012/06/16放送分)

大阪府吹田市にある、スーパー浄水器メーカーのニューメディカ・テックが登場。ところで、このメーカーのサイト、なぜorドメインなの?

デモでは、ウーロン茶やその他調味料を混ぜた水や、大阪湾の海水を浄水していたから、塩分も除去できるということだね。つまり、淡水化装置としても使えると言うことだ。それから、東日本大震災では、放射性物質を含んだ水から、その除去に成功したということで被災地に無償貸し出しも行っているらしい。

技術的には、0.1nmの穴を持った膜である、逆浸透膜(RO膜)を使うことで、今までにない浄水力を実現しているものである。他にもいろいろ工夫しているらしいが、細かいところは企業秘密だそうで。こうして濾過した水は無味無臭で味も全くないので、最終段階でミネラル分を付与していると言うことだった。

製品には、家庭用、業務用、災害用などバリエーションがあるが、少し高めの気がする。フィルターも交換しなければいけないから、ランニングコストもかかるな。でも、市販のミネラルウォーターを買い続けるよりも、安くなると言う計算だそうだ。

この浄水器を、安全ではない水を飲んでいる東南アジア地域に売り込みたいというもの。まずは中国だが、専門家の意見としては、月収が2~5万円に対して、価格面がネックと言うことだった。次にインドネシアであるが、市場性が高かった。番組では、業務用として、日本の外食産業で現地に進出しているところをターゲットにできないかということだった。

さらに、現在JICAでは、ODAの予算を提案型で使っているそうで、途上国に対して有益な製品の導入にはODAの補助も受けられるのではないかという話だった。

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でも、東南アジアで「おなかを壊す」のは日本人だけだそうで・・・。日本人は清潔な生活に浸りきっているので、雑菌などに対する耐性がなくなってしまっている・・・というか逆に弱くなっているような気がするのは私だけかな。妊婦がかかると胎児に先天性の異常が起こるというサイトメガロウイルスに関しても、先進国では深刻であるが、他の国々では子供の頃などに感染して免疫ができており、妊婦が罹患して胎児に影響が出ることはないのだそうだ。

でも、確かに病気やけがで抵抗力が衰えている人や、手術や治療の時には安全な水が必要だと思うから、病院なんかに売り込むのはどうなのだろうか。この製品は、ミネラル分を後付けしているけれど、病院で洗浄や消毒に使う際には味は必要ないから、その機能は外して使うと言うことで・・・。

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2012/06/18

マネーの羅針盤(2012/06/16放送分)

中国の経済成長が失速という話。そこにユーロ危機が追い打ちをかけていて、中国のバブルが弾けるのかということになってきた。そこで、3年半ぶりに利下げを実施して、ソフトランディングを目指しているところだが、まだ不透明な状況は続いている。

というのは、既報の内容である。中国の利下げなんていつのネタだよ。今頃話題にするのは遅いって言うの~~。

先週もそうだったけれど、週のメイン・テーマが薄すぎる。時間枠も短く、掘り下げて話をすることが難しいかも知れないが、もう少し何とかしてほしいな。最近、この番組はおもしろみがなくなってきた。

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続いて、世界経済の状況であるが、日経平均、ダウとも2週連続の上昇。ギリシア国債も少し値を上げていた。番組では買い戻しと解説されていたが、この記事を書いている時点ではギリシア再選挙の趨勢が定まっていて、緊縮派が勝利。直近の世論の動向から、再選挙の動きが読まれていたのかな。

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BS版は、中国国内における日本のブランド化についての話である。日本では高級ブランドで欧州に負けている。というのは、高級ブランドの構築がうまく行っていないということだった。中国は「見栄の文化」であり、そこの富裕層をターゲットにするためには、歴史に裏打ちされた高級ブランドイメージが必要だが、それは一朝一夕にはできない。例では欧州の自動車メーカーが雑誌の別冊付録などを通して自社のブランドの維持拡大に注力していることが紹介されていたが、日本メーカーも手をこまねいていないで、ブランド構築の努力をすべしと言う内容であった。

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世界経済に関しては、ギリシアの再選挙が緊縮派の勝利で終わり、一安心と言ったところか。国民が「欧州に留まる道」を選んだと、各記事の見出しが躍っている。しかし、ギリシアの国内再生はこれから。市場の反応はこれからだが、リスクが完全に回避されたというわけではないので、限定的な反応に留まるのかな?

かくいう日本の財政再建もまだこれから。まずは税と社会保障の一体改革からだが、各政党の動きを見ていると、懸案事項を後回しにして合意を取り付けるのを最優先にしているところが、まだ危機感が足りないような気がするな。

数年後、日本の経済危機が、欧州危機以上に世界経済の懸念事項として、連日ニュースに取り上げられるようなことになっていなければ良いのだが・・・。

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カンブリア宮殿(2012/06/14放送分)

全国から患者続々の超人気病院 患者も医師も大満足のワケ

南房総の鴨川市にある亀田メディカルセンターに関する特集。院長の亀田信介氏は、病院こそ究極のサービス業だということで、病院とは思えないようなサービスを実現している。

最初に紹介されていたのは、
・介助係
・エスコート係
など外来患者をサポートする専門の係員を配置しているところで、なんだかホテルのようなかんじだったな。

番組の進行としては、診療設備や入院設備といったハードサービスと、医師や看護師といったソフトサービスの二つに分かれて解説していた。

ハートサービスとしては、以下に列挙するようなものが挙げられていた。
・豪華なエントランス
・壁にはモダン・アート
・Kタワーと呼ばれる病棟(全室個室、オーシャンビュー、シャワー、トイレ完備、アメニティグッズ、タオルなど毎日交換、最上階はステーキレストランがあって、ビールも飲める)
・一般病棟でもパーティションやトイレ・シャワーなど工夫している。
・食事は標準のメニューとオプションの豪華メニューあり
・面会時間制限なし
・ペット・ラウンジ
・アロマ・マッサージやネイル・サロンも
・最上階の見晴らしの良い場所に霊安室
などであり、見た感じはまさにリゾートホテル。外房の海岸が望める抜群のロケーションであった。霊安室を最上階に設けているのは初めて見たが、確かに地下の薄暗いところと違って、明るく、外が見えて、荘厳な感じがした。

そして、ソフトサービスとしては
・優秀な医師をヘッドハンティング。
・彼等に医療設備やフロアレイアウトなどを決定させる裁量を付与
・若手スタッフには、研修設備を用意
・レクレーション施設
・目の前の海岸でサーフィン
など。ずいぶん充実しているな~~。ワーク・ライフ・バランスが充実しているというか、医療現場の仕事は厳しいのだろうけれど、レクレーションも一体化していて、実際心底うらやましいと思った。

亀田院長曰く、ホテル並みのサービスに関しては、病院のレベルを日常生活のレベルに合わせることに他ならないと言うことだそうだ。つまり、相部屋でカーテン一枚で仕切られたような生活が、今の日本人の日常とはかけ離れているというところから、サービスレベルを上げていったらしい。そこで、個室で、食事も選べて、買い物もできて、というリゾートホテルのようなところに行き着いたらしい。

ところで、これだけの充実したサービス、さぞやオプション料金は高いのでは?そして、お金持ちばかりが来るのでは?と思ったが。差額ベッド代は、民間の医療保険に入っている人であれば、払えるレベルということで、金持ちばかりが来るわけではないらしい。そして、全国の病院の6割が赤字の中で、黒字化を実現し医業収入が400億円という。

ヘッドハンティングに関しては、報酬よりも自己実現の欲求を満たすようにしていると言っているところなど(例えば、手術室を自由に設計しても良いなど・・・医師が自分で手術室を設計することなど一生のうちにあるかないからしい)、これはマズローの五段階欲求説だなと思った。

研修やレクレーションのための施設への投資に関しても、医療の質を上げるためにやっていることであり、患者のためにスタッフを大切にするということだね。

こうしてみると、亀田メディカルセンターは特に変わったことをしているというわけではなく、究極のサービス業として、顧客(=患者)のことを第一に考えてさまざまなサービスを提供しているわけで、結果として遠くから人が来ることになったに過ぎないな。他の病院が既成概念にとらわれて、従前のやり方や枠組みから抜け出せないのは、単に経営努力が足りないよ、と言うことかも知れない。でも、新しいことをやるのは勇気が要るんだよね。特に医療の世界は、新しいことをなかなかしたがらないのかな?

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ということで、私自身も病院や入院病棟に対して「こんなものなんだ」という固定概念にとらわれているところも多いと思う。それは、どこの病院も同じように横並びのサービスしかないからだった。しかし、実際、私もこの番組を見て「規制の多い業界であっても工夫のしようはある」と感じた。他の業界でも同じように色眼鏡で見ていないか、既成概念を持って見ていないか、注意していくことが必要だな~~。

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2012/06/14

オイコノミア(2012/06/12放送分)

「消費税ってどうでしょう」(前編)

ということで、消費税を中心とした税金の話。経済学というよりも、財政論的な色彩が強かった。税金と社会保障(保険、年金)を合わせて所得の何パーセントを取られているのかというと、日本では約40%と、先進国中ではアメリカを除いて低い方の部類に入る。北欧などはこういったものが高いと言われているが、番組中で紹介された最も高い国はルクセンブルクで約80%だった。確かに、医療費が0だとかだから、仕方がないかな。日本が目指しているのはこういった国々ではなくて、中程度の社会保障を目指しているので、我々も将来的にはこのくらい払わなければいけないのかというわけではないけれど。

需要供給曲線を引き合いに出して、消費税が課税された場合に商品価格がどう推移するかの解説をやっていたけれど、懐かしいな。昔経済学の講義で聴いたことを思い出した。

それから、税金に関する三大原則の話。
・簡素
・中立
・公平
これも懐かしいな。

それから、税の累進性と逆進性の話。所得税が累進課税方式であるのに比べて、消費税については逆進性があるということが問題だと言われている。そこで、各国が税の軽減措置として行っている施策についての解説だが。例がおもしろかったので紹介すると、

英国:チョコレートをコーティングしたクッキーは贅沢品とみなして課税され、そうでないクッキーは食品、すなわち生活必需品と言うことで、非課税。
カナダ:ドーナツが5個以下では課税。6個以上では非課税。5個以下だとその場で食べる、つまり外食していると考えて、贅沢品だからということ。
ドイツ:ハンバーガーのテイクアウトは非課税で店内飲食は課税。テイクアウトは食品扱いだからだそうだ。

いろいろ考えるものだな。ただ、税の三大原則の一つ、「簡素」には反している気がする。日本では、低所得者へは補助金を交付することで逆進性を緩和しようとしているのだが、それがいちばん良いように感じるな。記憶がうろ覚えだが、当時の授業で、所得に応じた税負担をしてもらうために「累進性」「控除」「補助金」の3つのやり方があると聞いた覚えがある。そのなかで、補助金がいちばん良いと言っていた(確か・・・)。今度時間のあるときに調べ直してみよっと。

全体の流れとしてはこんな感じだったが、今国内で議論されている社会保障と税の一体改革に関しては何も触れられていない。ホットなネタだし、その中でN○Kとして意見を持っているように思われるのを避けたのかな。

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来週は、後編と言うことで、新しい税を考えると言うことらしい。私も「これは!」という税を思いついたことがあるのだが、最近某国で実際に導入されるとか言う話を聞いて、やっぱりそうだったんだと思いを強めた。日本でも是非導入すべし。

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2012/06/13

ガイアの夜明け(2012/06/12放送分)

【争奪!アジアの理想郷~誰が貴方のズボンを作るのか?~】

今回のテーマは、世界の工場である中国が、人件費の高騰により、もはやコスト・メリットを発揮できなくなってきたという話。アパレル系の話ではあるが、他の製造業にも同じことがいえるのではと考えさせられる内容。

中国一辺倒からの脱却は何もコストだけの話ではなく、地政学的なリスクの分散という側面もあるということだった。ま、それは国内の震災の影響や中国のレアメタルに関する状況を考えても分かることではある。

それで、メーカーが中国以外のどこに生産拠点を移すかというと、同じ東南アジアのベトナム、フィリピン、バングラデシュなど、であるが、今回の注目はミャンマーだった。

ご存じの通り、ミャンマーは昨年(2011年04月)民政に移行したのだが、長期にわたる軍事政権下の影響で経済制裁を受けていたことにより経済発展が遅れており、月給の相場は日本円に換算すると5,000円(一人あたりGDPで800ドル)ということで、前述の列挙した国々の中で最も低い。

まず、中国の現状であるが。中国では、縫製の仕事をしたいという若者が減少し、大学を出てより条件の良い職場に行く若者が増えているとのこと。また、従業員の月給上昇は激しく、工場を維持するのが厳しい状況である。番組に登場した商社・住金物産の責任者は「中長期的に考えると、このまま中国で頑張るより次に活路を目指した方が良い」とまで言っていた。

そのような中で、ミャンマーにいち早く目を付けた会社・ハニーズへと話が移る。内容は、社内の基準に達するまで品質を上げていくために、ハニーズの派遣チームと現地のメンバーが頑張るという話だったが、これは人情話だね。でも、このエピソードの中で、停電が発生していた。電力供給が安定していないため、停電が日常茶飯事なそうだが、これだと「電力使用量が大きく」、「安定した電力供給が必須の」大規模な製造工場とかはまだ進出が難しいと感じるな

で、最後には、前述の住金物産の責任者もミャンマーに進出ということだった。

しかし、この番組を通して見ると、どうしても安い労働力を搾取している・・・女工哀史のような印象を受けるな。中国の労働力コストが高くなったから、他の国に乗り換えるということだけのような気がする。番組の中では、現地のメンバーを人材として育てることが重要だというようなことを言っていたが、レトリックに聞こえてならない。

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未来世紀ジパング(2012/06/11放送分)

南太平洋の楽園、フィジーで格安合宿英会話レッスンを受けるという話。

カナダに留学するのに比べると値段が約半分で済むということで、最近人気が急上昇しているのが、フィジーということらしい。

フィジーと言うことで、リゾート気分でやっているのかというと、そうではなかった。学校の敷地内では日本語禁止(看板には、EOP:English Only Policyと書いてあった)で、日本語を3回言うとレッド・カードで退学処分になると言うから大変だ。学生は学校の近隣の一般家庭にホームステイしながら学校に通っているが、昼も夜も英語漬けで、これならばいやでも英語を覚えていくだろうなと思った。

フィジーが英語教育に適している理由として、
・フレンドリーで見知らぬ人にでも話しかけるお国柄
・親日ということ
・夜など遊びに出かける娯楽が少ない
ということが挙げられていたが、3番目に関しては?と思った。リゾート地じゃなかったのかな?

で、学生が約1ヶ月で抜群に英語力が上達するドキュメンタリーが中心だったが、さもあらんということで・・・。

で、未来予測としては「10年後英会話教室は不要になる」ということだった。これは今後の日本を支えて行くであろう若手のビジネスパーソンがグローバル時代に対応できて行くであろうという期待を込めてそう予測した・・・ということだが、本当に不要になるかな。現状は今と変わらないか悪くなっているような気がする。だって、10年後の中堅世代はゆとり世代のど真ん中だもんね。前職で採用面接とかしていたときも、就活者の質の低下にビックリしたから。

ところで、日本人は英語が苦手というのではなく、失敗を恥ずかしがるシャイな国民性が英語によるコミュニケーションを阻害しているというのは一理あるかも。ということで、番組の最後は、そういった人たちへのアドバイスを行っていた。

・「どう話すか」ではなく何を伝えるか
・「カタカナ英語」でもOK
流ちょうでなくても、ジャパニーズイングリッシュでもいいからとにかくコミュニケーションをしてみることが重要だとあった。

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ところで、来週のテーマは、今突然石油大国となったカナダのお話。つまり、例の「オイルサンド/オイルシェール」の話だ。こっちの方が非常に楽しみではある。

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2012/06/12

アジアの風(2012/06/09放送分)

今回は、日本風のブライダルを東南アジア(中国、上海)に展開しようという話。この企業(ブライズワード)は「取り壊されそうになった歴史ある建物」とか「経営難などのより競売にかけられた建物」を結婚式専用にリノベーションして使っている。建設コストが半分程度になることと、趣のある建物により高級感を醸し出すなどで式場が人気となっており、それに伴って急成長を遂げている企業だった。解説によると2004年創業で、直近の売り上げは65億だとかいっていた。式の費用が300万円だとすると、年間2000組以上はこなしている計算だな。たいしたものだ~。

その他の特徴として、副社長はインタビューに対して、「おもてなし力」を挙げていたが、これは日本のブライダル関連企業としては当然のレベル・・・のような気がする。あえて挙げるほどの特徴は見られないな。

ところで、中国(上海)では、日本のように式場から、衣装、料理などをトータルでコーディネートするようなブライダル企業はまだ少ないと言うことで、そこに商機があるということだった。

ところで、結婚式や披露宴に関してはそれぞれのお国柄があって、そのまま単純に持って行くことは難しいんじゃないかな。と思っていたら、当然それは分かっていたな。

ちなみに上海でのブライダル市場はここ5年で2倍に拡大しているとこのこと。元々中国では、結婚式と言っても身内で近くのレストランで祝うというのが普通だそうだ。細菌ではホテルなどで披露宴をする形式が出てきだしたそうだが、「普段着(カジュアルな格好)」とか「客が先に食事を始める」とか、日本とは少し趣が違う。

で、評価に対してだが、かなり良かったのでは。ただし、中国人のニーズをいきなりつかむのは難しいので、まずは人材育成から始めることが重要ではないかと言うことだった。トータルサービスに対しては、高い評価だった。加油~と言っていたから、期待してはいるらしいな。

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サービス業、特に接客を中心とするものに関しては、今回のブライダルに限らず、東南アジアではもっといけると思うのだが。

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2012/06/10

マネーの羅針盤(2012/06/09放送分)

「節電で日本が大きく変わる」ということだが、この番組は放送時間が短いし、今回は特に情報の寄せ集めという感じが強くて、何を意図しているのかがあまり伝わってこなかった。

主に言っていたのは、「昨年のクールビズ関連の経済効果が2200億円あり、今年はさらに電力需給が逼迫するので、昨年以上の経済効果が望めるのではないか」ということと、日本の電力事情に関しては「高い技術力で安定供給が可能であり、さらに狭い国土で効率的である」ということだった。

原発の再稼働に関しては言及はなし。

他はスマート・ハウスのような「HEMS」の話。補助金がつくとかどうでもよいし・・・。

BS版は、シェールガスとかメタンハイドレートとかの話で、技術が進んで商業化のめどが立てば日本は資源大国だという話もあったが、これって節電じゃないじゃん。

やっぱり話がばらばらの感はぬぐえない。放送時間が30分と短いし、後述の株価、為替の動向などテーマと関係ないコーナーもあるので、メインの部分に関してはもう少し論旨を絞って解説してほしいな。

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そして、今週の株価の動向については、日経平均は戻りが鈍いが、NYダウは大幅上昇。理由は米国や欧州の中央銀行が景気の下支えのための金融緩和策に出たことと、中国3年半ぶりの利下げを行ったことを好感したもの。他の海外市場でも株式は上昇傾向だが、上海だけはマイナス。これは、中国の景気減速に対する懸念がいっそう強まったことが背景にあるということだった。

アナリストの予想では、来週もガソリン価格の下落を背景に小売売上高は堅調に推移する見通しだとか。他の経済指標に関しても、「欧州からネガティブなニュースが出てこない限り」緩やかに上昇していくものとみられるそうだ。

しかしながら、欧州の不安を背景に、企業収益予想は弱含みの状態だそうだ。

ということで、引き続き欧州と中国の動向には目が離せない状況が続くな~~。

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2012/06/08

カンブリア宮殿(2012/06/07放送分)

【世界中のライフスタイルを変えよ!アマゾン帝国の全貌】

Appleの亡くなったスティーブ・ジョブズ氏や、facebookのザッカーバーグ氏のようにメディアへの露出が多いというわけではないし、発言が取り上げられることもあまりないので、知らない人も多いのがAmazonの「ジェフ・ベゾス」氏だ。私自身も彼が動画で喋っているのを見るのは初めてなので、興味深く見た。彼は、番組の収録時には来日していて、彼と小池栄子さん、村上龍氏がアマゾンの市川センターで対談するという形式で番組が進行していた。

アマゾンと言えば、私の場合は、特定の書籍がほしいとき(つまり何がほしいか分かっているとき)、よく利用している。書店に行くこと自体が手間だし、広いフロアの中で目的の書籍を探すのは面倒だし、必ずしもあるとは限らないし。もちろん、中身を確認してから買いたいような場合は実際に書店に足を運ぶ。しかし、そうでない場合はもっぱらアマゾンを使っているのだ。たまに、書籍以外のものを買うこともあるが、基本的には書籍以外は買わないな。特に古書に関しては、それまで国内にこれだけ大規模に、さまざまな書店を横断的に検索できて、価格も比較できて、さらにそれが郵送されてくると言うサービスはなかったので、大変重宝している。

ところで、アマゾンでは、こういった書籍の販売から始まって、今ではあらゆるものを販売している。野菜などの農産物もあり、番組では個人農家がアマゾンで農作物を売っていた。こういった、「良いものを作っているのだが、販路がないためになかなか売れない」というような農家にとって、アマゾンは良い販売経路になるのでは?

アマゾンの特徴としては、カスタマー・レビューだ。名称はいろいろあるが、今ではあらゆる通販サイト商品の所感を書き込む機能が存在する。アマゾンで古書を買ったら、売った書店を評価してくれとメールが来るので、最初は書いていたが結構面倒くさくなって最近は買っても評価はしないことにしている。それに、書店の評価はそんなに変わらないはずだしね(どの書店もきちんと梱包して、ASAPで郵送してくれると言うこと)。

また、ステマの存在に関しては番組では触れられていなかったが、実際に購入した人のレビューかどうかが分かる仕組み「Amazon認証購入者」を導入している。ステマをしている人が実際にアマゾンで商品を買ってから書き込むのであれば無効な仕組みではあるが・・・。でも、星の数の分布を変えようとすれば、相当数の商品を購入せねばならないので、ステマする人にとっては大変な手間とコストがかかる、と言う意味で効果は望めるのかな。

ところで、ベゾス氏は、「顧客主義とは何をやることか」の問いに対して「顧客の求めていることを把握し、それをどうやったら提供できるかを考える」と答えて、「逆回りの思考」と名付けていると言ったが、これってただの顧客志向マーケティングじゃないの?独自性が感じられない。もしかしたら、もっと深い意味があったのかも知れないが、番組ではそこまで言及していなかった。

アマゾンでは、「レコメンデーション」という「同じ購入パターンを持つ顧客」を分析してお薦め商品を表示する機能があるが、これも善し悪し・・・。個人的にはあまり分析してほしくないな・・・。

それから、「1-Clickサービス」と言って商品を1回クリックするだけで購入できる(発送先や、決済方法などを入力する必要なし)機能がある。これは便利だが、私は使っていない。というのはなぜかというと、この機能が最初に導入されたとき、原価計算に関する専門書を購入しようとして1-Clickサービスを使ったのだが、「購入されました」という表示が画面上に出なかったか、目立たなくて認識できなかった。あれ、うまく行かなかったのかな?と思ってもう一度クリック。そのとき購入しようとしていたのが3冊でそれを2回ずつクリックした。後日、書籍が6冊送られてきたのだ。多分今は画面表示など改善されていると思うが、最初の事件がトラウマになっていて、必ず手順を踏んで購入するようにしている。といっても、登録してある情報を選択するだけなので、手間はそれほどかからないのだが。

最後はキンドルの話。国内では販売していないが、ベゾス氏の話によると年内にはうれしい報告ができると言っていたので、どうなるか楽しみ。

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ベゾス氏が日本のテレビにこれだけ登場するのは初めてではないだろうか。カンブリア宮殿のfacebookページでは、テレビ未放映の対談も公開されているので、そちらにも注目したい。

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2012/06/07

オイコノミア(2012/06/05放送分)

今回は「オークションに勝つ!」(後編)ということで、より深いオークションの話。

最初は花きの卸売市場を紹介。これ初めて見たけれど、すごくおもしろい。スピードメーターみたいなのが競りの価格で、そのバーが下がっていく間に値段を決めるというものだが、本当にあっという間に価格が決まっていく。実際は、卸売業者はPCの画面を見ながら値段を決めるようだ。そして、落札業者が決まったらそのままベルトコンベアで流れていくようで、多分業者ごとにコンベアの行き先が決まっているのだろう。多分ここまで全てシステム化されていると見受けられる。多くの商品を短時間でさばいていくために導入されたのだと思うが、とても効率的に行われていると感じた。

次に、オークションのメリットについておさらい。売る側にとってのオークションのメリットは、売ろうとする商品の市場価値を調べるコストをかけなくて良いことだ。そして、又吉さんが実際にオークションで私物を売る実験。出品から発送まで代行してくれる業者の存在は知っていたが、初めて見た。意外とちゃんとしたところだな。発送する手間は結構あるので、便利かな。地元にはないのだろうか?今度調べてみよっと。

そして今週の目玉である「勝者の呪い」の話。これは、対象の商品の経済的価値が、落札価格を下回ることを指す。勝者の呪いはあくまで対象の商品の経済価値に注目した場合である。番組の例では1950年代の米国内における油田採掘権のオークションが紹介されていた。油田の埋蔵量は推定でしかない。そのとき、いちばん楽観的な推定をした者がオークションで落札することになる。すると、平均的には、石油採掘による便益が投資額(落札価格+設備投資など)を下回ることが多くなったことで、そう呼ばれるようになった。

しか~~し、番組の説明と、勝者の呪いを実践するためのゲームは分かりにくかった。番組では、「共通価値は入札価格の平均でそれより高く落札した分だけが呪われる」という説明だった。油田の話でいうと「オークションで入札した価格の平均値が共通価値」ということだが、実際はそうではなくて、「油田の共通価値は、事前には分からない」、つまり掘ってみなければ分からない(例え事前に入念な調査をしたとしても)ということである。つまり「共通価値は商品の一般的な経済価値そのもの」だけれども、そこら辺の説明が曖昧だった。私が番組中における解説の意図を取り違えたのか?今回の目玉だけに、もっと丁寧に解説してほしいなと思った。ちなみに共通価値と対比して言われるのが私的価値である。その商品に対する特別な思い入れだとか、嗜好がある場合、その個人にとってその商品は私的価値があるという。私的価値をベースに落札した場合は、勝者の呪いは発生しない。

結びとしては、オークションは公平で自由な市場取引を実現するための手段の一つで、そのための制度設計を経済学者などが進めていると言うことだった。米国で実施されている、電波の周波数帯域の割り当てをオークションで決めるシステムもその一つだと言うことだ。電波の周波数帯などはまさに限りのある資源で、そういう有限な資源が公平に分配されるということは、経済学の本来の目的に合致しているなと感じた。

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ガイアの夜明け(2012/06/05放送分)

サブタイトルは【"頭打ち市場"を突き抜ける!~老舗企業・・・大逆転の秘密~】

ということで、前半は森下仁丹、後半はマルコメの話である。

前半の森下仁丹に関しては、仁丹の製造技術を活かして全く別の製品を製造するというもの。ところで、最初の解説の中に、森下仁丹の売上高は最高で37億円あったのだが、現在は3億円とあったが・・・って、売り上げが10分の1って危機的じゃん。こんなになるまで手をこまねいていたのということにまず驚くな~。誰も手は打たなかったの?。実はコーポレート・ガバナンスに問題あるとか、老舗企業だけに過去の成功体験にとらわれていたとか、なのかな(この辺は説明はなかったけれど)。そしてやっと社外に人材を求めて社長を招聘したけれど、判断遅くない?

で、森下仁丹があの丸い粒(カプセル)を作るのには独特の製造技術があって特許取得済みなのだそうだ。それを応用して、メグミルクとの共同開発で、ビフィズス菌を中に閉じ込めたカプセルを開発して、カプセル入りヨーグルトとして売り出した。このヨーグルトは知っていたが、あのカプセルが森下仁丹によって作られたものだとは知らなかったな。森下仁丹のカプセルは胃酸では溶けずに腸で溶けるようになっていて、ビフィズス菌が胃酸で死なずに直接腸まで届けられるので、効率よく摂取できるというもの。

森下仁丹のカプセル技術は、世界中で150社、1,000もの製品に応用されているそうで、技術が高く評価されていることがうかがえた。カプセル技術を研究する新しい研究施設を建設するなど、この技術に賭ける意気込みはすごい。その施設では、食用だけでなく、シロアリの擬似卵(毒入り)カプセルの開発も進んでいた。シロアリが、この擬似卵を巣に持って帰り、そこで毒が蔓延してシロアリを全滅させるものだ。トロイの木馬のような、えぐいカプセルだな!さらに都市鉱山からレアメタルを回収するためレアメタルをえさにする微生物(バクテリア?)を封入するカプセルも開発するというから、本当に幅広い応用を考えていると感じる。その仕組みは、レアメタルが溶け込んだ廃液の中にそのカプセルを入れると、レアメタルだけがカプセルの表面の膜を透過してカプセル内の微生物に取り込まれる。一定時間経過後にそのカプセルを取り出して燃焼させると、レアメタルだけが残るというものだ。これはすごい技術だな。

でも、こうなると、森下仁丹の「仁丹」という部分はもう生業にそぐわない気がする。でも、伝統的な社名としてずっと残していくのかな。

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後半のマルコメに関しては、味噌商品と、マーケティングを中心とした販売拡大を図っていくというもの。まず登場したのは「液味噌」。そして「糀ジャム」「塩糀」など新しい商品。そして味噌サーバーという、オフィスで手軽に味噌汁が作れる装置の販売など。でも、味噌サーバーは要らないな。オフィスでは、インスタントの味噌汁でいいんじゃないかな?さらに、海外でも味噌を売っていこうということだが。番組を見る限り、日本の味噌をそのまま海外で売ろうとしているらしい。味噌汁は日本のソウルフードだから、海外の人の舌・味覚にはなかなか合わないんじゃないかな?海外では、外国人の味覚にあった新しい味噌の開発が必要だと思うが。

前半の森下仁丹に比べると、後半のマルコメに関しては「まだ自分の殻を打ち破れていない」という印象を持った。味噌~糀~バイオ技術というところから新しい商品開発につなげていかなくて良いのかな。

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2012/06/06

未来世紀ジパング(2012/06/04放送分)

今回はフィリピンがテーマ。

最初は関西空港とフィリピン・マニラを結ぶ「セブ・パシフィック航空」。俗に言うLCCだが、客室内のサービスがユニークだ。でも、今回はこの航空会社がメインではなく、マニラ空港に降り立ってみると、大勢のフィリピン人が海外に出稼ぎに行っている光景が目に入るというところが、番組のつかみであったわけである。言わずと知れたフィリピンは出稼ぎ大国(という言い方が正しいかどうかは分からないが、番組ではそう言っていた)。

というわけで、フィリピンの出稼ぎ労働者が世界(と日本で)どのように活躍しているかを中心に番組が進む。

まずは日本の外国人労働者比率の紹介で、0.9%だそうだ。ざっと100人に一人。私の前職でも外国(フィリピン人)労働者がいたが、ちょうどのそのくらいの割合かな。それが米国では16.2%、独国9.4%、英国7.3%だから、日本がいかに外国人労働者を受け入れていないかが分かる。

次に日本国内で働いているフィリピン人労働者の例として、ハウスキーパー(家政婦+ベビーシッター)を紹介。確かに、番組で紹介されていたベビーシッターは優秀だった。でも、料金は高いな。これだと母親がパートで働く分くらいは全てハウスキーパー代として消えていくんじゃない?母親もかなり高収入でなければハウスキーパーを雇うメリットがないのではと思ったよ。ところで、このハウスキーパーの人材派遣会社は元々日本国内の外国人家庭向けに事業をしていたそうだ。というのも、フィリピンの公用語の一つが英語であり、英語がしゃべれることが国内の外国人家庭に対してはうってつけだということだった。しかし、フィリピン人がとても一所懸命であるということで、日本人家庭向けの派遣も増えているということだった。

しかし、日本では以前、俗に言う「じゃぱゆきさん」の問題があったため、フィリピン人が日本の就労ビザを取得するのが非常に厳しい状況がある。前述のハウスキーパーは日本人男性と結婚しているので就労が可能だそうだ。

で、フィリピンの出稼ぎ状況であるが、国民の10人に一人は海外に出稼ぎに出ており、海外からの送金額が214億ドル(1兆6,000億円、GDPの約10%)というからすさまじい。まさに出稼ぎが国を支えている状況か?。

また、海外雇用庁という他国ではまり見られない監督官庁もあるし、海外就労のための教育訓練施設もあるというから本格的だ。職業訓練校はフィリピン国内で4,000校あるという。

フィリピン人が出稼ぎ・・・というか他国で活躍できる理由として、番組では3点挙げていた。
1.英語が堪能:英語人口が世界第3位
2.まじめ:国民の83%が敬虔なカトリック
3.フレンドリー:フィリピーノホスピタリティという、フランクな国民性
ということらしい。でも、3番目は人によりけりだと思うな。大阪人が全部お笑い好きだというわけでもないのと一緒だろう。

フィリピンが出稼ぎ大国になった経緯の中で、マルコス大統領の名を久しぶりに聞いた。彼の独裁はフィリピンに革命を起こしたが、出稼ぎ政策を主導したということは評価できるのではないかな(他にも評価できるところはあるが・・・)。

日本で活躍しているフィリピン人労働者としては、家政婦、看護師、コールセンター、船員、ということだが、中でもコールセンターはインドを抜き、フィリピンがトップになったそうだ。また、コールセンターだけは、フィリピン国内で働きながら日本からの外貨を稼ぐという、バーチャルな出稼ぎということで、異色だ。

で、最後は、介護士の話。これ、厳しいんだよね。せっかくEPAでフィリピン、インドネシアから優秀な人材が来日しているのに、所定の期間内に資格を取れないと帰国しなければいけないという高いハードルがある。もう少し条件を緩和しても良いんじゃないの?介護の現場では100万人くらい人が足りないそうだが、どうする気なのだろう。

結論としては、「人材開国で家庭所得倍増」ということで、もっと外国人労働者の門戸を開放せよということだった。

ま、実際私もそう思うんだよね。労働人口の減少がデフレの原因の一つになっているのは間違いない。それを外国人が補ったとしても、国内の労働力が増えることは、所得の増加、ひいては消費の増加を招き、経済にとって良いスパイラルが回ることにもなるだろう。だから、もっと積極的に外国人労働者を受け入れるべきだと思っている。ただ、日本人は異質の文化と交わるのを嫌う傾向があるので、それがなかなかうまく行かないんだろうな。そうこうしているうちに、日本の衰退がさらに進むのではと危惧しているのだが。

フィリピンが出稼ぎ大国ならば、日本は出稼ぎ受け入れ大国になるくらい勢いで、国策として外国人労働者の受け入れを推し進めていかないといけない気がする・・・。

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2012/06/04

アジアの風(2012/06/02放送分)

電気を使わない自動ドア「オート・ドア・ゼロ」を開発した株式会社有紀が、アジアへの展開を目指して番組に登場した。

仕組みとしては、踏み板の沈み込みをドアを開くエネルギーに変換するというもの。てこの原理を利用したものだ。沈み込み量が大きければ、違和感を感じたり、バリア・フリーの障害になったりするので、沈み込み量が2cmになるように工夫されたものである。

施工も含めて100万円という割高な価格ではあるが、東日本大震災を経て、停電でも開閉できる、エコである、ということが追い風となって売り上げを伸ばしたと言うことである。従前は3年で4台だったのが、震災後1年で30台以上を販売したというから、注目度は非常に高いということである。国内の販売目標は自動ドア販売市場全体のシェアの1%程度(1,000台/1年)を目指しているということだった。

一方、自動ドアは施工とメンテナンスが必要であり、社員が7人しかいない状況ではなかなか売り上げを伸ばせないという状況になっている。

で、中国で売ろうとして、アナリストに相談したが、市場性、将来性、価格とも低く、高いのは独自性だけだった。というのは、中国では「エコ」はまだトレンドになっておらず、「豪華さ」「華やかさ」といったものが商品の競争力になっているということだった。ここ数年ではまだ、中国でエコの時代が来るかどうかは読めないということだった。狙い目としては国際空港など話題性のあるところがよいのではないかということだった。また、直接デベロッパーに売り込むのではなく、設計事務所や建築事務所に売り込む方が良いのではないかと言うことだった。

さて、有紀はもう一国、マレーシアへも売り込みを目指していた。東南アジアでは高いGDP成長率を維持しており、また、環境への意識も高いということがその理由だった。評価は中国の場合よりもすべて高かった。価格がもう少し下げられれば、マレーシア、シンガポールあたりはいけそうだということだった。マレーシアは多民族国家であり、周辺国との人の交流もあるので、マレーシアで普及すれば周辺への普及もあるのではないかと言うことだった。

私の所感であるが、技術的なところでは、番組で開閉動作しているところを見る限り、普通の電動式自動ドアと比べると動きがぎこちない。もう少し加減速の部分を工夫した方が良いのではないかと思う。しかし、てこの原理ではそれは難しいのかな。また、強風時なども正常に動作するのか、小さな力で開閉させるため、スライド部分の摩擦が低くなっていると想像するが、応力がかかっている状態でも動くのかは少し疑問が残る。さらには、耐久性に関してはどうか分からないが、踏み台部分に水が入ってさびが発生したり、ほこりが入って引っかかったり、しないだろうか。そのあたりが心配だったな。ま、室内で使う自動ドアであれば問題ないのだが。

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マネーの羅針盤(2012/06/02放送分)

今回は、財政危機が叫ばれているギリシアに焦点を絞っての解説だった。ギリシアがユーロ圏に残るのかそれとも脱退するのかが、当面注目の的となっている。

ギリシアの実情に詳しい豊島逸夫氏が実際にギリシアに行ってそこで肌で感じた実際の状況を話していく形で番組が進行していった。

例えば、今年3月のデフォルト回避について世界のメディアは「デフォルト回避歓迎」という論調であったが、現地のメディアは「粘り勝ち」という表現だったそうだ。つまり、もう身の丈を超えた借金は払えない、つまり借りたもの勝ちという状況だそうだ。

また、ギリシア人の国民性と言えば「プライドが高い」ということだそうだ。例えば、失業してお金がなくなってもゴミ箱をあさるくらいだったら尊厳死を選ぶ状況で、実際に自殺者も出ているらしい。

政治の状況としては、緊縮政策を押し進めてきた与党が5月の選挙で惨敗し、6月17日に再選挙があるのだが、ここで緊縮反対派が大勝するとユーロ脱退へと突き進む可能性があるということだ。さきほどの豊島氏の見方では、世論調査では8割はユーロ圏にとどまると回答するが、それは勝ち組の意見であって、負け組はそういった調査に答える余裕はない。そこまで財政状況が逼迫すると、みな目先の痛みを回避する行動に出る、ということでユーロから脱退した方がよいということになる。一方他のユーロ諸国にしてみれば、例えばドイツ国民はギリシア許すまじということらしいが、現在ではぎりぎりのところで課題を先延ばしにして救済する状況が続いている。ただし、このままだと最終的にはギリシアを切り捨てるのは避けられないということで、その条件は「スペイン」「イタリア」を救済するめどが立ったときだということである。逆にギリシアが暴走して、勝手にユーロ圏を離脱するというのが、最悪のシナリオとなる。そのときはマーケットはタイミングを図れずに大混乱に陥るという予想であった。

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経済市況については、まず国内において「日経平均株価」の大幅下落。アメリカでは雇用統計の数値の悪化が著しい。そしてNYダウも下落が続いている。BRICSのブラジル、インドでもGDP成長率が市場の予想を下回るなど、悪材料に事欠かない状況である。

ところで、円と中国元との間で「ドルを介さない」直接取引が6/1から始まっている。中国元が世界通貨へ又一歩近づきつつあるということかな。

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2012/06/02

カンブリア宮殿(2012/05/31放送分)

今回のサブタイトルは【安さと高機能を両立させろ】で、紳士服のアオキ(AOKIホールディングス)の社長、青木擴憲(あおきひろのり)氏がゲストである。

まずは、紳士服量販店の状況とアオキの沿革について

紳士服業界は、バブル崩壊で市場が縮小している。現在は、青山とアオキの2大系列のみが生き残っている状況である。そのなかで創業者がいまだ現役なのがアオキということだった。

青木社長の話を聞いていると、やはり企業の発展には強い思いというのが重要だと感じるな。彼の思いは「当時着たきり雀といわれていた若手のビジネスマンに毎日着替えられるように、低価格で紳士服を提供したい」ということだった。また、「オーダーメイドの品質は落とさないで作る」と言うことだった。

次は、紳士服量販店の謎について

閉店セールが「店舗改装のため」とあっても実は季節の変わり目(の在庫一掃)という理由だというのは何となく気づいていた。いつもやっているものね。

紳士服量販店の価格のからくり、つまりよくある「2着め1,000円」とかでなぜもうけが出るのかについて、の解説では、あの「吉本佳生」先生が登場していた。このひげの先生、最近又テレビの露出が増えているような気がするな。ま、それはさておき、紳士服の原価って凄まじく安いんだというところには驚かされるが。

さらに、アオキの取り組みについて

機能的なスーツづくりのため、糸の開発から始まり、大学(信州大学繊維学部)と連携している。大学で着心地という定性的な指標をアカデミックなアプローチで定量化していくとか、熱をブロックする加工法の開発とか、商品開発に余念がないという印象だ。

中国の下請縫製工場に対して品質管理のため重役が巡回するなど、品質管理に対する取り組みもすごいな。特に、ボタンに関しては一つ一つ手作業で縫い付けているのは驚いた(機械じゃないんだ!他のスーツメーカーはどうだろう)。青木社長は「朝出かけるときに取れたらすごくショックだから絶対に取れないようにした」ということらしいが。そういえば、私の着ているスーツにもアオキのものがあったが、ボタンは取れたかな?私は特に販売店にこだわらないので、各社のスーツが混在しており、どれがどれだかわからない。

さらに、家庭で丸洗いできるような技術とかも10年かけて編み出したとか。

最後は販売戦略について

アオキは、これまでは典型的なロードサイド(郊外型)店舗展開なのだが、最近では「平日昼間に客が少ない」とか「車離れが進んでいる」とかで、都心回帰をしているそうだ。自社オフィスの近くに店舗あれば、客が末永く買ってくれて常連になるというメリットもあるらしい。

そして「ORIHICA」という新しいブランドも立ち上げていた。確かに「AOKI」のブランドは過去の経緯もあり陳腐な安売りスーツというイメージがある・・・と私は感じている。そういったイメージを嫌悪する中堅ビジネスパーソン向けに新たにおしゃれなブランドとして青木の名を冠しない店舗を展開しているそうだ。

確かに都心回帰の波は今後大きくなるかも知れない。そして地方都市にも波及していくのかも知れない。そういうところにいち早く着目しているあたりはすごいな。

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