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2012年9月の19件の記事

2012/09/30

アジアの風(2012/09/28放送分)

今週は、アジア進出を計画している企業にアドバイスを与えるビジネス・コンサルタントに成功の秘訣を聞くというもの。(今後、月に1度はこういった企画になるらしい)

そして、船井総合研究所の小林昇太郎氏がゲスト。シンガポールに詳しく、得意分野は富裕層ビジネス。

・アジアのショーウィンドウ効果を利用
 2011年に1,317万人の外国人が訪れたが、インドネシア人の富裕層が多い。

・展示会の利用
 年間600回もの展示会が開かれている。富山の中小企業「フミン」ではガラスにコーティングすることで、赤外線や紫外線を遮断する製品で、シンガポールを基点に東南アジア諸国への販路拡大に成功した。ASEANでは知的財産が守られるということで、比較的安全に進出できるということだった。

・環境ビジネスにチャンスあり
 グリーンシティからシティ・イン・ザ・グリーンへと考え方が移行してきていることと、グリーン・マーク制度が義務化されていて、環境ビジネスが活発になると言うこと。シンガポールでは壁面緑化に50%支援が出ることも追い風になる。

・ヘルスケア分野も同様にチャンスあり
 ストレス社会であるシンガポールでは、ヘルスケア、メンタルヘルスケアへの需要も多い

・BtoG分野
 政府に認めてもらうことで、その後ろ盾を得られて、ビジネスの拡大に繋がると言うこと。日本ではあまり見られないが、ASEAN諸国では日常茶飯事だと言うことだった。

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こう言った企画をすると言うことは、アジアに打って出ようという中小企業の応募が少ないからかな?

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マネーの羅針盤(2012/09/29放送分)

引き続き尖閣諸島に代表される領土問題の話だが、エネルギー資源の視点から読み解こうというもの。

というのも、尖閣諸島近辺にはメタン・ハイドレートがたくさんあることが推測されていて、中国はそれを目当てにしていると言うことである。海洋のエネルギー資源に関しては、日本は探査が遅れており、中国や韓国の後塵を拝している。日本も国家的なエネルギー戦略として、海洋のエネルギー資源に対して積極的に取り組むべきだと言うこと。

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日経平均だが、293円もの大幅下落で、9,100円台から8,800円台まで落ち込んでいる。NWダウは13,447.13ドルでマイナス48.84ドルとなっている。原因としては、ギリシアやスペインで緊縮財政に反対するデモが発生し、欧州の債務問題が再燃しかねない状況になったことと、米国内でも複数の経済指標が悪い値になったことから。来週は米国の9月の雇用統計が発表されるが、10万人~15万人程度の増加が予想されているということだった。

また、欧州の株式(独国、仏国)が下落に転じており、欧州問題の再燃の懸念が影響している。一方で上海総合指数は上昇に転じたが、これは、中国政府の株価支援策や景気対策の期待によるものである。

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カンブリア宮殿(2012/09/27放送分)

【オタクを超えた精巧さ!大英博物館も認める技術集団】

フィギアで有名な海洋堂がテーマ。ここは、本社大阪府門真市で、前職で大阪勤務の時に前を通ったことがあるが、確かに一見異様な建物だった記憶がある。ここは、時代に合ったものを作ろうとか、消費者に受け入れられるものを作ろうとかいう考えは一切なし。

マーケティング:いっさいしない!
社員教育:ほったらかし!
会社の成長:興味なし!
5年後の未来:考えても仕方なし!

まさに、専門家集団、アーティストの集まりだった。ということで、逆にここで書くことはあまりないのだが、テレビを視聴している分にはとてもおもしろかった。

番組では、フィギアの制作工程が紹介されていたが、造型師たちは天才だね。あんなに器用に原型を作れると思うよ。

海洋堂のフィギアとして番組に出てきていたのは、

・北海道、旭山動物園のガチャガチャ
・東京国立博物館のガチャガチャと、風神、雷神像のフィギア・・・これほしい。
・外国でも英国大英博物館のお土産
など・・・

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海洋堂は、プラモデル作りをやっている人たちには昔から馴染みだが、一般に有名になったのは、1999年のチョコエッグだ。日本の野生動物のフィギアが入った食玩で、当時大ブームになった。私も当時、何個か買ったかな。私はどちらかというとその後に出た、戦闘機シリーズのほうが好きだったのだが。

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オイコノミア(2012/09/25放送分)

「選挙は気にはなるけれど」(前編)

今年は諸外国で選挙が目白押しの「選挙Year」ということで、選挙に関する経済学の話。

まずは、又吉さんと大竹文雄教授が番組のリーダーの座をかけて選挙を行うというもの。経済学を駆使して選挙に勝つという大竹教授に対して、又吉さんは渡辺強さんという選挙コンサルタントを訪ねて、アドバイスを仰ぐ。選挙で重要なのは一般人に対する「知名度」、つまり顔も名前も知ってもらっていると言うこと。でも、これは経済学とは関係ないよね。

そして、ホテリングの定理(法則)が紹介されていた。これは商店の立地に関するものであり経済学のいろいろな分野で応用されている。それは(番組からの引用そのままだが)「競争相手に近づくことで相手の客を奪える」「お互いが奪い合うことで、最終的に同じ場所にたどり着く」というもの。すなわち、同じ業種の店が同じ場所に林立することを解説するもの。番組では海岸のアイスクリーム店を例にしていたが、これはホテリング自身が解説したものと全く同じだ。そして、それを消費税の選挙公約に当てはめていた。結果としてどの政党も似たような政策を採るようになると言うこと。

次に、中位投票者定理の紹介。選挙で過半数を取るためには、中間的な意見を持った人に合った政策を掲げることが必要だと言うこと。

最後は、シルバー民主主義の話。高齢化が進むと高齢者向けの政策、高齢者に有利な政治が行われてしまうということ。そのためには、若者を政治に参加させるインセンティブが必要なのだが。例えば、インターネットの利用など。しかし、米国や韓国に比べて日本の公職選挙法は昭和25年当時のままで抜本的な改正がされていない。当然インターネットは禁止だし、ちょうちんを掲げても良いことが記述されているなど、現在の社会にはそぐわない内容である。

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中位投票者定理は、当たり障りのない無難な政策を選択することを志向することになり、結果として斬新な政策を打ち出しにくくなる。これは、従前のような経済が持続的に発展していた時代なら良かったかも知れないが、現在のように動きの激しい時代では、時代に乗り遅れてしまうことになる。今の日本がまさにそれ。日本でも行政の長には大統領制などある程度強い権限を持たせて、強いリーダーシップを発揮させる必要があるのでは?と思うな。・・・これは経済学の領分ではないか・・・。

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ガイアの夜明けSP(2012/09/25放送分)

【10周年企画⑥縮小市場をどう生き残る!家電量販店の新たな挑戦】

家電量販店の再編が著しい。業界5位のビックカメラが6位のコジマを買収し、業界2位に躍り出る一方、王者ヤマダ電機は7位のベスト電器を買収するなど、生き残りに向けた再編が進む。

一方で、家電量販店で店員から製品に関する詳しい説明を聞くだけ聞いて、購入はkakaku.comなどで購入するという購買行動を取る人も増えている。こうなると、店舗を構えて固定費のかかる既存の家電量販店は、通販専門の家電ショップにはかなわない。家電量販店はただの商品展示場と化してしまう。この購買行動は、倫理的にはどうかなと思うが、現時点ではそれを止めるすべはない。客側のモラルの問題かとも思うし、それでも店舗に足を運んでくれるだけでも何かのきっかけになるということかもしれない。でも、TANSTAAFLだから、そのコストは実店舗の製品価格になってしまっているのだろう。

ヤマダ電機は住宅メーカーの買収など住宅分野への進出を行い、オール・ヤマダで家、どころか町そのものを作ってしまおうという「省エネタウン」の実現に向けて動いている。ベスト電器は九州地区では圧倒的に強いのだが、実はもう一つの強みが。それは、家電量販店としては早い段階(30年前)から東南アジアに展開していた(64店舗)と言うこと。

業界3位のエディオン・グループであるデオデオは、西日本に基盤を置いているが、そこはアフターサービス(修理)を充実させていた。修理専門のスタッフを抱えているのはコスト増ではあるが、彼らが客の自宅に上がることで、他のいろいろな要望を聞くことができ、売上の増加に繋がっていると言うことだった。

最後は、デオデオグループに入っている小さな家電店(家族経営)の話。家族3人で年商1億3,000万円というからすごい。店舗が17坪で、商圏が周囲500メートルほどで馴染みが500件ほどだから、本当に昔からあるような家電店である。でも、デオデオグループに入ることで、デオデオの大きな専門店の在庫を利用することができ、同じ価格で提供できるようになったと言うこと。それで、顧客とのコミュニケーションを活かして成長していると言うことかな?

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家電をネットで買う購買行動と馴染みの家電店から買う購買行動は両極端だが、この両方のやり方がともに生き残る道であるというところがおもしろい。私はどちらかというと前者の方で、アフターサービスよりも、価格志向である。それは、日本製品の品質の高さを信頼しているというところがあるから。実際に壊れたときもあったが、メーカーのサービスセンターに直接持ち込んで修理してもらった。そちらの方が早いしね。

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未来世紀ジパング(2012/09/24放送分)

【"魔の三角地帯"が中国の経済特区に】

中国が陸続きの南部、タイ、ラオス、ミャンマーをつなぐ「南北回廊」と呼ばれるハイ・ウェイを建設し、南下戦略を推し進めているという話。

その昔「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれるタイ・ラオス・ミャンマーの国境地帯を結ぶ三角地帯は、世界最大の麻薬(アヘン、ケシ)の生産地帯だった。そこを支配していた麻薬王「クンサー」が捕らえられた後、中国の資本によりハイ・ウエイが建設され、そこが大きな変貌を遂げていた。そこは観光地として人気を博し、南北回廊を通って中国人観光客が押し寄せていた。さらに中国はそのゴールデン・トライアングル(のラオス領内)に経済特区を作った。中国がラオスから土地を99年間借り受けて、さまざまな設備を建設していた。例えば、カジノ、競馬場など。中国人のレジャー地域となっていた。公安警察なども配備されており、すでに中国化されている感じであった。

一方で、ラオスやミャンマーなどは中国への依存を深めることに対する警戒心を深めている。

日本にとっては、タイなどの沿岸地域に工場を持っており、中国の内陸部に製品を輸出するルートとして南北回廊を利用しようという動きもある。今までは海上輸送して上海などから内陸部に運ぶしかなかったのだが、トラックによる陸送ができれば、コストと時間を短縮できる。番組では、双日の営業マンが輸送ルートの状況を確認するところに同行していたが、コールドチェーンは確保できていたということで、生鮮食料品の輸送も問題ないようだった。

しかし、このハイ・ウェイ、ラオス国内の道路ではタンクローリーが横転していたり、崖崩れが起きていたりと、整備状況は今市のようだった。そして、ラオス領内なのに、タイと中国が建設していたというのは、タイと中国の思惑かな?。ラオスは、ただの通過地点にならないように、小さな抵抗(コンテナごとの積み替えが禁止で、中身を人家セイン術で載せ替えなければならないなど)をしていたりと、複雑な思惑がうごめいているなという感じ。

最後に、日本は南北回廊に交わるように東西回廊という道路を建設しており、これらの道路によってこの地域の発展が期待できるという。

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ストロー効果という言葉があって、特に日本で高速道路や大きな橋、新幹線が建設されると、その一方の町や都市にもう一方の町や都市に住んでいる人たちが押しかけるようになり、大きな方はより大きく、小さな方は寂れてしまうということがある。今回紹介された高速道路は、ストローの吸引ではなく、その反対で、経済発展の余力の大きな他方に人が流れているという印象を抱いた。中国の南下戦略は内陸部で着々と進んでいると言うことで、他国の警戒もあるのだろうが、影響力の増大は避けられない状況のようだった。

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2012/09/24

アジアの風 小さな挑戦者たち(2012/09/22放送分)

今週の企業は「昭和冷凍プラント

製氷プラントのメーカーであるが、魚を新鮮なまま冷凍できる氷を作ることができるそうである。この製氷プラントの特長は「窒素氷」という。普通の氷の中には酸素が溶け込んでいるが、その酸素をほとんど排除して、窒素を封入している。氷の酸素が含まれていないので、魚を酸化させず、そのため鮮度が落ちないというもの。

社長の若山敏次さんは「独自の知的財産を持っていない中小企業は生き残れない」というモットーで、オンリーワンの技術を育成した来たという。技術開発に悩んでいたときに、たまたま付けたTVで放送されていた「NHK高校講座の化学」で「ヘンリーの法則」が解説されていて、それを見て、窒素封入の方法を思いついたとのことである。

この窒素製氷プラントを海外で売っていこうというもの。

まずは、タイ。海外に輸送する際には冷凍コンテナを使うのが普通で、窒素氷を利用できるとすれば、大国内の輸送に限られるのではないかと言うことだった。

次は、シンガポール。ここは、新鮮な物にお金をかけるという文化があるので、それをもっとプロモーションしていけばよいのではないかということ。また、空港に隣接して、クールポートという施設があり、これは冷凍貨物を外気にさらさずに載せ替えを行うことができるというものらしい。(この施設の情報は私も知らなかった)。ということで、非常に高い評価になっていた。

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シンガポールは東南アジアのハブとなっており、物流の拠点となっている。そんなシンガポールには、今回の窒素氷を生かせるチャンスが眠っているといのが番組ナビゲーターの意見。だから、これはニーズがあるから行くのではなくて、現地でいろいろな提案をして句法が良いのではないかと言うことだった。

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アジアに打って出るのも良いが、日本国内でもこの窒素氷の需要はまだまだありそう。国内販売も頑張ってほしいな。新鮮なお魚を食べたいしね。

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2012/09/23

マネーの羅針盤(2012/09/22放送分)

尖閣諸島を巡る領有権問題で日中関係が冷え込む中、中国国内の日本企業が被害を被っているばかりでなく、日本の観光業も影響を受けているという話。

今回の被害は100億円に昇ると言うことで、いかに大規模かということ。中国が権力移行期なので、日本に対して強い姿勢を示すことが重要だという点もある。柳条湖事件(1931/09/18)から81周年を控えたこの時期に日本が国有化したことが反日感情を刺激したという点も否めない。(柳条湖事件を端緒とする一連の、日本の関東軍による軍事行動が満州事変と呼ばれている)

そして、デモに参加したり、暴徒化したりしている様子がクローズアップされているが、それがマジョリティでもないということ。中国でも日本と直接関わっている人たちは、関係悪化を懸念していると言うことだった。


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日本は、尖閣諸島は日本固有の領土であり、領土問題は存在しないという立場。それは、ロシアにとっての北方領土と同じ。このやりかただと紛争当事国の一方が国際司法裁判所(ICU)に提訴して裁判に持ち込むことができない。お互い様だけれどね。

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日経平均は49円の下落で3週間ぶりのマイナス。NYダウも17ドルあまり下落して13,579.47ドル。しかし、4年ぶりの高値水準であり、利益確定の売りもあった。米国の住宅市場は、特に加州で回復が著しい。加州は住宅の低迷が威徳にひどかったところで、そこが回復著しいと言うことは米国全土では更なる改善が期待できると言うこと。

その他の株式では上海総合指数が4.6%の下落と、景気減速懸念による売りが止まらない状況。

為替では円高が進行。商品市場では、穀物の下げが目立つ。また、原油も6.2%の下落であり、ここも景気減速懸念によるものが続く。

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カンブリア宮殿(2012/09/20放送分)

【カニカマ製造機で世界シェア7割!知られざるグローバル中小企業】

まずは、世界でかにかまが食べられているという話から。ビチュナイという、リトアニアにある会社がかにかまの製造では世界一の企業であり、ヨーロッパを中心に「SURIMI」としてかにかまを提供している。日本では、カニの模造品、代用品のような扱いだが、ヨーロッパでは最初から魚のすり身として、人気なのだそうだ。

そしてゲストは、食品関連の製造機械、特にかにかまの製造機では世界シェア7割を誇る、ヤナギヤ社長の柳屋芳雄氏。

今の社長は3代目。会社は山口県宇部市にある。もともとは、かまぼこ業者だったが、職人のかまぼこを練る作業の重労働を見かねて、自動練り機を作ったのが始まりで、そこから食品機械製造業へと転身していったというもの。

柳屋社長の方針としては、頼られる企業になることが生き残りの必要条件だと言うことで、そのために、以下の点を強調していた

1.誰もやらないことをやる~とにかく他の企業であれば尻込みするような仕事でも請けるというもの。紹介されていたのは、山口県下関市の水産大学校のふぐ加工機だったが、確かに面倒なふぐの皮むきなどを自動化する機械を試行錯誤して納めた感があった。そのような試行錯誤が、自社の技術力、ノウハウの蓄積になるから、大変そうな機械でもやっていこうというものだった。

2.客の仕事を知り尽くす~紹介されていたのは、豆腐の製造機であったが、にがりの配合など豆腐メーカーの職人並みの知識を持っていた。顧客の社長も、いろいろな提案をしてくれるとか、いろいろな要望に応えてくれると高評価だった。

3.一歩先を提案する~顧客に、今までに無い商品の提案をしていた。まだ、提案した仕様を満たす機械の設計図もすぐに着手。提案型と、素早い(アジャイル)対応力が発揮されていた。

柳屋社長は、雑食性企業が生き残る。いろいろな機械をすぐに作れるのが、中小企業の良いところだ。と言っていたが、BtoBとBtoCでは違うだろうなという気もする。大量生産する機械であれば、プロセスやら製造機械やらをあれこれ検討しなければいけない。個別受注生産とは違うよね。

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東日本大震災では、かまぼこの一大生産地である、東北の太平洋沿岸に甚大な被害をもたらした。ヤナギヤが納めた機械の多くも、がれきとヘドロ、海水にまみれてしまった。ヤナギヤでは、再建の意思のある顧客企業から機械をいったん回収して、山口の本社で泥やさびを落として復旧させた。

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来週は、「海洋堂」。ここは、他の企業の常識が通用しない特殊な企業だが、それはそれで楽しみではある。


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オイコノミア(2012/09/18放送分)

「内定が欲しい!」(後編)とうことで、前回の続き。

まずは、又吉さんがエントリーシートに書いた内容を、就活塾の講師に評価してもらう話。ここは、全く経済学とは関係ないな~。

日本大学大学院総合科学研究科准教授…安藤至大が、就活と婚活を比較して解説していたのはおもしろかった。

就活とか婚活の最大の問題は、情報の非対称性があることだ。企業にとっては就活生の能力がよく分からない、逆に就活生も企業の内容がよく分からない。大手企業であればたくさん情報やニュースがあるので分かるが中小企業はよくわからない。この辺は前職でも思い知ったな。情報をアピールするために、「チープトーク」をしても相手に評価してもらえない。そこで、情報の非対称性を埋めるための手段として、シグナリングを行う。学歴や資格は就活のための大切なシグナリングということになる。シグナリングはコストをかけることが重要になるということ。もうひとつの解消方法は、スクリーニングを行うというもの。それは、相手に選択肢や課題を与えてその結果を踏まえて相手の意思を確認するというもの。

さて、別のアプローチとしてSNSを利用した就活も紹介されていた。多くの企業が採用活動にSNSを利用し始めていた。

最後に、情報の非対称性はどうしても解消できないということだった。解消しようとすると莫大な取引費用がかかるためであり、企業もそこまではコストをかけられない。そのために就活では、企業が、多くの学生の一次選考で合理的な方法で足きりや門前払いをしなければいけないと言うことだった。それは統計的差別というものであり、個々人の能力を確認する前に、出身大学などでグループ分けをして差別的な採用をするということ。これは、選別する企業にとっては合理的な判断といえるが、選ばれる学生はたまったものではない。強烈なシグナリングを行わないと、就活で生き残ってはいけないと言うこと。

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キーワードとしては、「情報の非対称性」「チープトーク」「シグナリング」「スクリーニング」「合理的差別」あたり。就職活動にも結構経済学的な要素があるなと感じた。

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ところで、私は前職の中小企業で、面接とかをしたこともあるのだが、有名大学の院卒とかも中小企業に入ってくるようなご時世。採用活動には力を入れていたが、他の中小企業も「人が集まらない」という前に、もっと採用努力をしてはどうか?

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ガイアの夜明け(2012/09/18放送分)

【10周年企画⑤海外に出たサムライ ニッポンを救う…】

紹介されていたのは、2人の日本人

1.ステラワークスという家具ブランドを立ち上げた、家具デザイナーの堀雄一朗氏が、京都西陣織の布地を使った家具を開発して、海外に日本の良さをアピールしていこうというもの。番組では、ソファの作成で、海に住むエイのレントゲン写真をモチーフにした図柄の生地を制作する過程が紹介されていたが、このデザインは日本人としてはどうかなと思うよ。でも、番組でも「日本人が思う日本らしさと外国人が思う日本らしさは違う」と言われたいたし、実際実物を見た外国人バイヤーは高い評価をしていたので、そんなものなのかなとも思った。それにしても、西洋人のデザイナーが谷崎潤一郎の陰翳礼賛を読んでいるというのには驚いたな。

2.中国で活躍する日本人建築家迫慶一郎氏が東日本大震災で大きな打撃を受けた東北の地に「災害に強い都市」を構築していこうというもの。平野に人工の高台を作って、その上に都市を造ろうというものだったが、その費用が200億円ほど・・・。って、高過ぎだな~。アイデアはおもしろいけれど、実現は難しいのではないかなと思う。

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伝統産業が衰退していくのは残念なことだが、今回の放送でも分かるとおり、高い技術力を持っていてもそれを商品に落とし込めない。つまり、技術を組み合わせて一つの付加価値の高い商品にするコーディネート力がないというのが、これらの典型的な状況だな~。異業種交流などを通して、新たな商品を企画していく努力をしていかないと。

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2012/09/21

未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~(2012/09/17放送分)

鉄道が世界の街を変える!】と題して、鉄道のお話。今回は我が地元JR九州が取り上げられており、非常に楽しみにしていた!。もう一つの話題もLRTだし。

で、まず、JR九州の話だが。キーワードが「赤字で沸騰」。

1.あそぼーい!。運行本数が少なく、チケットがなかなか取れないとか。車内は子供が遊ぶスペースがいっぱい。

2.九州新幹線。さくらやみずほは4列シートでゆったりと座れる。シートは西陣織だったり、ブラインドがすだれだったり、最近乗っていないけれど、見ていると乗りたくなるよ。

3.指宿のたまて箱号(通称:いぶたま号)片方が白色、もう片方が黒色と左右非対称のユニークなカラーリングだが、車内も左右非対称で、座席が錦江湾側を向いている。

いぶたま号のおかげで、指宿の町に活気が戻ってきているという。でも、いぶたま号は一日3往復、もっと増やせばいいのにと思いきや、JR九州は窮乏感をあおるためか、増便しない。いぶたま号の乗車にプレミアを付ける戦略だね。ナビゲータも言っていたけれど、単に運賃収入を増やそうとは思っていないんだな。

JR九州は「鉄道事業では104億円の赤字」だが、博多シティの開業に代表される流通・外食業やマンション建設、不動産業など全体では102億円の黒字をたたき出している。その中で、鉄道事業の位置づけは九州へのPR効果を狙っているという。

そして、「クルーズトレインななつ星in九州」:全部で14室しかない。価格は3泊4日で55万円。来年10月から運行開始。私などが乗れるわけないが、ちょっと見てみたい。

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後半はストラスブールに代表されるLRT(LightRailTransit)。この町では中心部への車の乗り入れが規制されていて、路面電車が走っている。路面電車と言っても、古き良き時代のチンチン電車ではなくて、近未来型のデザイン。LRTを導入することによって、渋滞や排気ガスによる公害、交通事故などがなくなり、中心街に人通りが戻ってきた。

LRTの特徴は都心と郊外とを高頻度で高速(最高80km/h)で結ぶ鉄道で、簡易プラットホームをもっており、大半が専用軌道などであるが、すべの条件をそろえていなくてもLRTと言われている鉄道も多い。

なぜ、私がLRTに興味があるかというと、私が生まれ育った北九州市では、路面電車が走っていたからだ。今では廃止となり、そこは完全な道路になってしまったのだが、そこを軌道に戻すことは可能ではないかなと考えているからだ。黒崎駅前の商店街も賑わいがなくなってしまっているが、LRT導入で、中心部に人が戻ってきて、賑わいを取り戻せるのではないかな~。

LRTのメリットとしては、コンパクトシティを実現できると言うこと。特に今後増加するであろう交通弱者にとっては、LRTを利用して買い物や通院などを行い、小さなエリアで生活が充足できる。

LRTに関して、日本では富山市に導入されているが、それはたまたま廃線となるJRの路線があったから。他の土地ではなかなか導入が進まない。苦しい地方財政で大型の投資をすることに市民の了解が得られないというのが実情のようだった。例出していたのは栃木県宇都宮市。って、この市ではLRT導入を19年も検討しているなんて・・・。だめだな、こりゃ。この辺は横並び意識の強い日本人の特質が出ているな~~。

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番組では、LRTが日本になかなか導入されてないという扱いをしていたが、実は、LRTの概念を持つ鉄道であれば、日本にも以前からある。というか既存の路面電車(併用軌道や併用軌道でないもの)をLRT的に運用している路線がある。それこそ、先ほど書いた、北九州市の黒崎と郊外とを結ぶ筑豊電気鉄道も高速性を除いてはLRTに近い側面を持っている。そういう意味では、筑豊電鉄が再び北九州市街地を走るようになれば、私としてはうれしいのだが。

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2012/09/17

カンブリア宮殿in大阪(2012/09/13放送分)

題名は、【~ナニワの商人が日本を元気にする!~】で今何かと話題の大阪の話。

1.たこ焼き屋の「くくる」の話。たこ焼きだけではなくて他の地域ではスイーツ類も扱っている。その社屋(多分・・・具体的な説明はなかったが)の壁に昔の川柳を書いた額がかけられていて、その内容が「この世 女の好むもの 芝居、浄瑠璃、いも、たこ、なんきん」で、社長さんが言うには、「この世から女性がいなくならない限り、いも、たこ、なんきんは残っていくだろう」ということで、いもを使ったスイーツの分野にも進出しているということだった。

2.天神橋筋商店街の話。前職の関西営業所の近くにある商店街でよく知っているが、確かにいつも大変な賑わいである。そんな天神橋筋商店街も大型スーパー、デパートが進出したときは客足が減ったという。それでも、個店と商店街全体の努力によって客足が戻ったというのが話の筋。例の、繁昌亭もちらっと出てきた。私は、ここには結局行っていないんだよね。

3.阪急阪神ホールディングスの話。社長の角和夫氏が登場。でも、ここでの話はちょこっとで終わり。

4.西淀川区の工業地帯に、小池栄子さんが突撃取材。そこでは、二足歩行のロボットを作っていた。西淀川の中小工場8社が集まって開発しているそうだ。西淀川区の町工場の数は、最盛期(約20年前)には1,121事業所あったのが、2010年には540事業所と半減している。でも、そのロボットはまだ下半身しかできていない・・・。って、足から作っていくって言う発想は正しいのかな。

5.椿本チエインの話。ここは、言わずと知れたチェーンの世界的メーカー。前職の時も営業的にアプローチしようとしていたが・・・。その後どうなったかは不明。マツダのスカイアクティブ用のエンジンにも使われているそうだ。そこで、チェインを使った昇降機を魅せてもらったが、これはギミックとして非常におもしろいな。いろいろな部分で使えそうな気がする。

6.再び阪急阪神ホールディングスの角社長とのインタビュー。阪急の歴史の話で、小林一三の話が出てきた。沿線に住宅地を造成して、郊外に住み都心に通うというモデルを作ったのが阪急。それから住宅をローンで買えるようにしたのもそう。そして、宝塚に歌劇団を作ったのもそう。

7.最後は、うめきたの話。JR大阪駅って、このうめきたの貨物ヤードがあるために、道路が複雑なんだよね~。駅の南側から北西に抜けようとするとヨドバシ電機と阪急梅田駅の間の道しかないし。西側に大きな道が通っていないのがいびつだ。で、そこに複合商業施設を作ろうという話だ。

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大阪にはしばらくいたので、多少の愛着はあるのだが、今の橋下市長がやっているような、大阪が東京に対抗していこうというのは、ちょっと違う気がする。個別の店舗、工場が頑張っていくことで、全体としての大阪が元気になり、東京都は別の魅力を持った町になるのではないかという気がするが。

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オイコノミア(2012/09/11放送分)

「内定が欲しい!」(前編)ということで、内定に関する経済学の話なのだが。番組見るまでは一体どんな内容になるのか想像が付かなかった。

まずは、又吉さんが「就活のセミナーなど支援をしている?会社」で模擬面接を受けるというもの。まずは、又吉さんがスーツ姿で基本姿勢のチェックを受けていたが、ロン毛やパーマに対して指摘を受けていた。確かに、それじゃだめだな。でも、又吉さんのその髪型はキャラの一部なのでどうしようもないだろう。そして、模擬面接会場に入って自己アピールするのだが、その前に、入る前のドアのノックの仕方や挨拶の声のトーンが全くだめだ!こんな就活生、面接本番を始まる前に弾いちゃうんだけどね。

そして、今回のメインは就活時期の話。だいたい大学の3年次後半から始まるのだが、それをゲーム理論の「囚人のジレンマ」で解説していた。すなわち、企業にとっては大学4年に採用活動をするのが最も利得が大きい。だが、そのような遅い時期に採用活動をすると、優秀な学生はすでに他社に採用が決まってしまっている。従って、企業は早い時期から採用活動を行い、結果としてどの企業も最高の利得を得ることができないし、全体にとって最適な利得さえも得られない。ということだった。

それは、そうなのだが、「囚人のジレンマ」のオリジナルに関する解説で「無罪になる誘惑に勝てずに自白する」と言っていたのには疑問を呈したい!。囚人は、「無罪になりたくて」自白するのではなく、「相手が自白することによって、自分が最も重い刑に処せられることを避けるために」自白するのだ。そうでないと、この理論の前提となっている「お互いの行動(戦略)が分からない」という前提の意味が無い。つまり「囚人のジレンマ」では、お互いに「相手がどう動いても、自分が最悪の利得しか得られない状況を回避する」という行動を取っているのである。囚人は自分が自白すれば「中間の刑あるいは無罪」を得ることができるのだから。これは、ミニ・マックス戦略にも通じる行動パターンだ。だから、最初の「無罪になる誘惑に勝てずに自白する」という解説は絶対に間違いだ!

と、揚げ足を取るのはそのくらいにして、今回はちょっと又吉さんを見直したエピソードを。又吉さんは今回の講師である「安藤至大(日本大学大学院准教授)」から囚人のジレンマの話を解説してもらった際に、すぐさま「焼き肉屋に何人かで行ったときに、自分の食べたい(最も利得が高い)焼き具合まで待っていると、他の人が先にその肉を食べてしまうので、みんなは最もおいしい焼き具合よりも前の段階で肉を食べることになるのと同じですね~」と、言っていた。これってまさに囚人のジレンマと同じだ!つまり又吉さんは講師の解説を聞いただけで、すぐさま囚人のジレンマを理解して、自分の身の周りのエピソードに結びつけられたという事じゃん!。これって、すごい!このときは番組見ながら思わず感嘆の声を上げちゃったよ!って、まさかこれは台本じゃないよね。

新卒採用の歴史の話では、明治時代以降に定期採用、定期昇給など現在の採用、賃金制度が始まったと言っていた。それから、一斉に採用する方が、採用活動などに規模の経済が発揮されて、採用コストが下がるという話。また、そうではない採用活動を実施している企業として、ファースト・リテーリングを取材していた。

それから、なぜ企業は人を採用するのかと言うことで、「比較優位」の話だが。番組では、何でもこなすスーパーマンと新人のコンビでも、新人に対してより「ましな」仕事をさせることで全体としての効用が上がる。という話をしていた。それはそうだが、これは、企業だけではなくて、「社会」そのものの話。人が分業をするのは、それぞれが比較優位を発揮してその価値を貨幣で交換しているのだから・・・比較優位というのは社会そのものといえる。

最後は、今後日本では生産年齢人口が減少して、売り手市場が訪れる。そのために、結婚出産を機に家庭に入った主婦や、外国人労働者、シルバー世代などを如何に使っていくかが課題となっていくだろうとまとめていた。

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で、来週は後編なのだが、予告見てもどんなことがテーマなのかいまいち分からなかった。もう少し分かりやすい予告をやってくれ~~と思ったね。

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2012/09/12

ガイアの夜明け(2012/09/12放送分)

「ニッポンの生きる道④」地球を救うヒット商品とは

まずは、無印良品の話。オーガニックコットンとは、農薬や肥料を3年以上使っていない土壌で栽培されたものを言うが、無印良品ではこういう環境負荷の低い原材料を使った衣料を提供していこうとしている。無印良品ではオーガニックコットンであれば10%高い金額で買い取る契約を結んでいるということだった。これによって、農家がオーガニックコットンを栽培するインセンティブを高めているのね。

また、染料に関しても化学染料を使わず自然染料をできるだけ使っていこうとしている。俗に言う草木染め(草や木の色素を使った染め方)だが、洗濯時の色落ちが欠点。で、カンボジアのアンコール遺跡に近い村に住む日本人の染め物職人にその技術を請うていた。

後半は、アマゾンのジャングルを再生させる取り組みを行っている日本企業の話。ブラジルで日本人入植者の町トメアスで実施しているアグロフォレストリーの話。アグロフォレストリーとは農業(Aguriculture)と林業(Forestry)を合成した言葉で、直訳すれば農林業のことだが、樹木と農作物を効率よく植栽して、持続可能な土地開発を図るというもの。

でも、ブラジルでは、バイオディーゼルの原料となる作物が高値で売れるため、アグロフォレストリーを圧倒してしまっていた。そんなアグロフォレストリーを保護し拡大していくために、日本の「フルッタフッタ」という企業が、その収穫物を買い上げて、日本国内でジュースなどの健康飲料に加工し売っていこうとしていた。

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ということで、今回の話の趣旨は、消費者がこういう環境負荷の低い商品を購入することで、森林を救うことができたり、生産者を農薬被害から守ることができると言うことだ~。これらは、生産者や地球環境だけでなく、消費者にも選択することのメリットがあるということが大切だ。消費者にメリットがなければ、低価格の商品を選択してしまうだろう。オーガニックコットン+自然染料の衣料であれば、肌に優しいとかアレルギーを起こさないとかだが、アグロフォレストリーから収穫されたものに関しては、ない・・・。そこで、フルッタフッタでは、加工した飲料が健康に良い(ポリフェノールが多く含まれているなど)とかいう付加価値を付けていた。また、ジュースを飲むことで、森林を救うことができるとアピールしていた。環境問題に関心が深い日本人向けのプロモーションだと思うな~。

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2012/09/10

オイコノミア(2012/09/04放送分)※再放送09/09

「食べて美味しい経済学!?」(後編)、テーマは食。今回は後編。

まず、行列ができる店に関して。私は行列が嫌いなので並ばないが、行列には「シグナル効果」というものがある。人は商品(やサービス)に関する情報が少ないとき、他の人の購買行動を参考にする傾向がある。ということで、行列には、商品の価値推定機能があるということ。ま、必ずしもそうとは限らず、店内のオペレーションがまずくて行列ができているのかも知れないが。一般的には、人気がある店はおいしいと言うこと。このシグナル効果は通販にも通じるものがあって、他人のコメントを参考にして購買の判断を決める傾向がある。これを悪用したのがステマ(ステルス・マーケティング)なのだが。

次に、お店のコースで松竹梅コースがある場合、人は真ん中を選ぶ傾向がある。これは、極端回避性。

また、情報の非対称性の話から、賞味期限の話。例出していたのは、
・牛乳パックに、賞味期限が記載されているものとされていないもの
・同じ値段のトマトに産地が記載されているものとされていないもの

そして、中古車の話から、レモンの原理(番組ではそう言っていたが、一般にはレモンの市場ではなかったかな?)ここで揚げ足を取ると、大竹教授はレモンの話で「切ってみないと味が分からない」と言っていたが、これも「英語でレモンは、よくないことやうまくいかないことを指す」ことから転じたものだと思うのだが。

さらに、食べ放題の話で、「規模の経済」が出てきた。食べ放題では、一人前ずつ調理するのではなく一度に大量に調理するので、大量生産効果があるというのだが。そして、もうひとつは「自信過剰バイアス」。これは、人は自分の食べる量を多めに見積もるものだということ。で、結局食べ放題ではいくら食べても店がつぶれることはない(それこそ関取やプロレスラーばかりが大量に押し寄せたらつぶれるのだろうが・・・)。

ところで、2050年には世界の総人口は90億人になることが予想されており、食糧危機が訪れるのではないかといわれている。そこで、又吉さんが訪問したのが、植物(野菜)工場。植物工場は日本向きかな。というのも、農家一戸あたりの耕作面積は、EUで日本の7倍、米国では100倍、オーストラリアは1,600倍だから。日本の農家はこのままでは立ちゆかなくなりそうだ。

最後に、1991年に牛肉とオレンジの輸入が自由化された。当時は、日本の農家をつぶす気か!と、相当なすったもんだがあった。しかし、蓋を開けてみると、逆に米国などで温州ミカンはクリスマスオレンジとして人気があり(というのも、米国オレンジの端境期にちょうど温州ミカンが出回るので)、輸出が好調なのだそうだ。ということで、日本の高品質(おいしい、安全と言うこと)がブランドとして認知されており、そういったセグメントに対しては、日本の農産物は十分に立ち回れるのではないかという話で終わった。もう少し突っ込むところもあったようだが、大竹氏は政治学者ではなくて経済学者だから、がつんと言わなかったな。ちょっと前に話題になったTPPの話が出てきても良いところだったが、それもなかった。

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でも、今回は短い話の中にいろいろと経済学の話をちりばめておりおもしろかった。

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再放送を録画したものを見ながら書いているので、投稿が相当遅くなった。もう、次の回が来るじゃん。

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ガイアの夜明け(2012/09/04放送分)

魅せて売る!~五感を刺激する“売り場革命"とは~
一言で言うと、食品などを点灯で調理する様子を「見せて」顧客に購買意欲をわかせようと言うことだ。視覚や嗅覚、聴覚を刺激することで、顧客の五感を刺激することが、購買意欲の増加に繋がると言うこと。AIDMAのAIのところが強烈に刺激されるんだろうね。実演販売にも通じるところがあるかも。

例出していたのは、
・大丸東京店(デパ地下)
・イトーヨーカ堂
デパートとスーパーがしのぎを削っていると言うことらしい。

カンブリア宮殿に出ていた「クラブ・ハリエ」も、店頭で魅せるという意味では同じ気がする。

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今回は、個別の商品の話ばかりで、あまりメモっておくネタが無かった。というわけで、短め。

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2012/09/09

未来世紀ジパング(2012/09/03放送分)

世界に羽ばたく!ニッポンの技術③世界一きれいな水を作る】と題して、世界における水ビジネスをレポート。

日本人が一日あたりに消費する水の量は約300L弱ということで、思ったより多いな。一方で国連が人間が生活するために必要な量として定めている水は50Lということだった。さらに、一日10L以下しか使っていない国もあるそうだ。

地球に存在する水のほとんどは海水で、淡水は2.5%、その中には、極地域の氷山や地下水など人間が利用できない水も含まれるので、実際に使える水は、0.01%ということだった。

そして、水の宅配ビジネスの話だが、これらの原水は水道水で、不純物を除去してからミネラル分を入れなおすと言うことだった。で、不純物を除去するために使われているのが、RO膜。このRO膜のシェアは日本企業合わせて6割ということだった。

中東のドバイでは、火力発電の余熱で海水を沸騰させ、蒸留水を作っているのだが、コストがかかりすぎるので、RO膜を使って真水を作るプラントに切り替わりつつあるということ。その他世界20カ国でRO膜を使った淡水化技術が利用されていると言うこと。

淡水化技術は1960年代に米国のジョン・F・ケネディ大統領の指示により始まったと言うことだが、技術革新を続けた日本が世界シェアのトップになったと言うことだった。

しか~~し、淡水化は水ビジネス全体(60兆円)の中のわずか(1,200億円)。大きなものは水道事業(50兆円)。でも、日本では水道事業は自治体が実施しているので、競争力とか、ビジネス・センスとかないんじゃないかしら?

でも、カンボジアのプノンペンでは、北九州市の職員が現地の水道公社に派遣されていて、浄水場や、水道管の漏水の管理に関する技術を現地の人に教えていた。

世界には水メジャーと呼ばれる企業があり、1兆円の売上を上げているところもあるので、結局、日本は水ビジネスを海外に打て行けないのか・・・と言われれば、そうではなかった。

東京都は第三セクターの会社を立ち上げて、海外に打って出ようとしている。ベトナムをターゲットにしているようだった。一方でカンボジアでは北九州市が頑張っているみたいだった。

で、未来予測は「メコン川の水を透明に」ということだった。メコン川は東南アジアの5カ国を流れている川で、その川の恵みを受けている人たちは数千万人いる。その人たちに安全な水を提供することに大きなビジネス・チャンスがあるのではないかという結論だった。
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で、来週は地元JR九州をはじめとする鉄道の話題。これは見逃せないな~~。

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2012/09/04

カンブリア宮殿(2012/08/30放送分)

快進撃のスナック菓子の王者!ダントツを目指す攻めの経営

カルビーがテーマ。会長は松本晃氏。好調を維持するカルビーだから、さぞや生え抜きの社長かと思いきや、他の会社から招聘されて社長になったという。お菓子業界のトップに君臨していても常に新しい血を入れる、すなわち危機感を持って経営にのぞんでいると言うことかな?

で、最初はJR東京駅のお菓子ランド・お菓子メーカーのアンテナショップが集まっている店。そこでの注目がカルビーというところから、話が始まる。カルビーの売上はスーパーの菓子部門の約半数(46%)ということだから、すごいよね。

カルビーの年間売上高のトップ4は、
4位:じゃがビー、83億円
3位:かっぱえびせん、100億円
2位:じゃがりこ、263億円
1位:ポテトチップス、587億円

ポテトチップスが2位のじゃがりこの倍以上の売上だから、まさに看板商品だな~~。そして、ポテトチップスの国内シェアは、カルビーが60%。ポテトチップスは、常時約80種類店頭に並んでいて、大半が3ヶ月で入れ替わるほど回転が早い。新商品好きの顧客は、商品棚から目が離せない。大半が3ヶ月で入れ替わる。

国内で生産されるジャガイモの10%、20万トンをカルビーが買い付けているというから、すごいよね。それを運搬する船まで所有していて、その船名が「カルビーポテト丸」って、ネーミングもおもしろいな。

ポテトチップスの工場では、0.01mm単位でスライスの厚さを調整していた。こんな職人的なところにもこだわっているのね。番組で紹介されていた、空気で選別する機械は、前職でちょっと絡んだよ。カルビー向けの機械ではなかったけれどね。画像処理で焦げたチップスを判定して、それがコンベヤのギャップを通る瞬間に空気を噴射して選別するので、リアル・タイム性が要求されるものだったが。

そして、3年前に招聘された松本晃氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどを歴任した業績向上の請負人。携わった会社の利益を何倍にも向上させてきた。

カルビーは王者だが、それだけでは満足せず、米国大手の菓子メーカー「ペプシコ」を買収したり、中国への足がかりを作ったりと、海外展開を図っている。

松本晃氏は、国内のマーケットシェアで2/3以上を目指せという。1位が50%で、2位が15%のシェアだったとしても、2位が追随戦略を取るのは容易であり、必ずシェアは落ちるというのである。これって、コトラーの言っている市場地位ごとの戦略だよね。

また、松本晃氏は、新商品の開発こそが、企業成長の鍵と考えているようで、企画部門の若手には考える訓練として「週に3本の新商品企画を考える」(通称:千本ノック)ことをさせたり、R&Dセンターでは、試作品をすぐにテスト販売できるよう小規模のパッケージングができる設備を備えていたり、とにかく新しいものを作ろうという意欲が凄まじい。あくなき新商品開発だな~。

そして、営業利益を2%~7.6%まで上げた・・・それもたった3年で。というのは凄まじい。

トピックスとしておもしろかったものに、今カルビーが目指しているのが「脱ジャガイモ」というのがあった。スナック菓子の原材料としては約60%がジャガイモ由来なのだが、そのカルビーが脱ジャガイモとは。というのも、カルビーが更なる売上増加を目指そうとしたときに、ジャガイモの調達はもう限界でこれ以上飛躍的に調達を増やすことは難しいのだそうだ。そこで、ジャガイモを原料としないスナック菓子ということで、新商品開発を進めていた。番組で見せてもらったのは、カボチャやサツマイモをチップス状にしたもので、甘みがあるのかな?ちょっと食べてみたい気がした。

カルビーの社名は「カルシウム」と「ビタミンB」から取ったという。創業当時、戦後で栄養不足の子供たちのために、栄養のある菓子を提供したいということで、「カルビーキャラメル」という商品を作っていたのだが、そこから社名にしたと言うことだった。

さて、そのカルビーが念願の上場を果たしたのが、なんと昨年2011年の3月11日だった。松本会長の記者会見中に(多分引けの後、初日の出来高などに関する記者会見だったと思うが)地震の揺れが襲っていた。

最後は、全社員との直接対話で企業理念を熱心に説いている松本晃氏の姿。画面に映し出されたVISIONには、「顧客・取引先から、次に従業員とその家族から、そしてコミュニティから、最後に株主から尊敬され、賞賛され、そして愛される会社になる」とあった。この文言は彼の前職のジョンソン・エンド・ジョンソンのクレドーを元にしたものらしい。しかしながら、CS:顧客満足の次にES:従業員満足が来ているのは、日本企業らしいと言えば日本企業らしいのだが、元がジョンソン・エンド・ジョンソンのクレドーというのはちょっと不思議な気がする。

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今回はスナック菓子業界のリーダー企業の紹介であり、その手法、戦略はまさにコトラーのリーダー企業の戦略を地で行っているようなものだった。リーダー企業がこれだけ王道の戦略を展開したら、フォロワー企業たちはなかなか追いつけそうもないな。

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