カテゴリー「アジアの風」の31件の記事

2013/02/24

アジアの風 小さな挑戦者たち(2013/02/23放送分)

現地コンサルタントの解説によるアジア進出の鍵ということで、今回はインドネシアを特集。

まずは、インドネシアの現状だが、2004年のユドヨノ政権発足後は政権が安定、それに伴い経済成長が続いている。人口構成は典型的なピラミッド型で若年層が多い。

消費の傾向としては、所得の向上が続き、それにともないバイクの販売が伸びている。販売台数の「伸び」が100万台ペースというからすごい。また、今後は自動車の販売も伸びていくだろうと言うこと。

日本のメーカーが狙う市場としては「BOP(Base Of Pyramid)」と呼ばれる低所得層。日用品などを小分けパッケージで販売することで、市場開拓に成功している事例が多い。(シャンプー剤やら、洗剤やらを1回~数回で使い切るパッケージにするというもの)

インドネシアにいち早く進出して成功した例として紹介されていたのは、滋賀県湖南市にある甲西高周波工業と呼ばれる会社。ここは高周波による電気焼き入れを専門に行う会社で、エンジンなどの精密部品に必要な焼き入れを得意としている。海外展開としてまずタイに進出。当時、同国には同業者が全くいないという状況で、先行者利益により業績が急拡大。そしてその次に狙ったのがインドネシアで、ここでも先行者利益により大きなシェアの獲得に成功しているというもの。

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2013/02/17

アジアの風(2013/02/16放送分)

竹由来のバイオマスプラスチック「ユニペレ」を開発した、株式会社ユニオン産業がテーマ。社長は森川真彦氏。

竹の持つ高い抗菌性などを持ったペレットで、現行のプラスチック射出成形機などがそのまま使えることで、製品を製造する側は新たな設備投資を行わなくて済む。

このユニペレを中国に輸出したいということだったが、評価は価格を除いてまずまず。特に医療分野などでは需要があるということだった。現地に工場を作らず、ペレット製品として輸出すれば、技術漏洩が起きないだろうという判断だった。

もう一国、ラオスにもユニペレを出したいという希望があったが、こちらはさらに高評価。こちらは、ペレット製品を輸出するのではなく、現地の豊富な森林資源を利用してはどうだろうということだった。

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2013/02/09

アジアの風 小さな挑戦者たち(2013/02/09放送分)

中野鉄工所の中野隆次氏が開発した自転車用のハブがテーマ大阪堺市にある中小メーカーである。堺市は鉄砲鍛冶の時代から金属加工業の集積地だそうだ。


この自転車用のハブ(エアハブ)は非常に有名ですね~。ハブの内部に回転力を利用して圧搾空気を作る装置があり、それを自転車のタイヤに供給するというもの。

番組ではその装置の中身を紹介していたが、クランクの原理だった。オーソドックスな仕組みだ。毎日200m程度乗ることで適正気圧を維持できるというからすごい。

このエアハブを台湾に売り込もうというもの。台湾は自転車製造の一大拠点。

で、評価であるが、価格も含めて高評価だった。

もう一つのターゲットが韓国なのだが。

市場性が低かった。韓国の自転車市場は非常に小さいと言うことだった。しかし、韓国政府が政策として自転車を奨励しているそうで、今後は期待できそうである。

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2013/01/14

アジアの風 小さな挑戦者たち(2013/01/12放送分)

今回紹介するのは、肉体労働する際の体にかかる負荷を低減させる補助具(サポーターのようなもの)を開発した、株式会社スマートサポート(代表取締役:鈴木善人氏)北海道の企業である。

動力を持ち、重量物でも軽々と持ち上げることができる「パワード・スーツ」ではなく、ゴムの力などを利用して、前屈みで物を持ち上げるときにその力を低減させる効果があるというもの。名称は、スマート・スーツ。体を屈めるときに解放される重力エネルギーの一部をゴムの張力に転換して、それを体を伸ばすときに解放するという機構だと理解した。デザインとしては、サポーターのような完全なインナータイプのものや、冬の北海道における重労働、雪かきのためにダウンジャケットと一体になったものなどが紹介されていた。

このスマートスーツ体への負担が2割程度軽減されるというが、これくらいの効果があれば、まずは国内で需要があるのでは?物流業で荷さばきをするような仕事(トラックの運転手)とか、土木関係者などなど。

北海道の農家などで試験的に使ってもらっていたと紹介されていた。が、「農業」以外にも「介護」「流通業」「土木建築業」など大きな市場があると思うのだが、今までそこにアプローチしていないのだろうか。紹介が全くなかった。

価格としては\38,000と・・・試験販売のためかも知れないが、かなり高めなのがネックではある。

耐久性に関しては番組で言及されていなかったが、普通のゴムであれば、何年も持つというものでは無い気がする。さらに、服の上から装着するとしても、発汗による水分の影響、摩擦などによる擦り切れ、熱などの影響、に関してはどう考えられているのか、その辺が不安ではある。

そして、この商品をアジアで売っていこうというもので、鈴木善人氏がもくろんでいるのが、中国の農作業と、シンガポールの介護事業であった。

で、まずは中国だが、価格がネックという判断。しかし、中国は老齢者を大切にするという文化が日本以上にあり、価格が低廉になってくれば、ニーズは狙えると言うことらしい。

シンガポールに関しては、老人介護の市場性は大きいが、まだまだというものだった。シンガポールは物流基地なので、その辺にアプローチしてみるのは道だろうと提案されていた。

いずれにしろ、この製品に関しては、独自性のアピールが足りないということだった。確かに、着用してみなければ、その効果が分からない。番組を見ていてもどのくらい負荷が減るのかが伝わってこなかった。

アドバイスとしては、国内での重工業向けや流通業向けで提携などを行い実績を積んで効果を実証するのが良いのではないかと言うことだった。

ということで、まだまだ洗練度が低い商品のような気がした。各種市場に特化して更なる進化を遂げていくのでは?と期待半分で見てしまった。とりあえず、国内市場への普及を図るのであれば、各種展示会に出展してみるのはどうだろう?装着は簡易にできるので、来場者に実際に着てもらって効果を実感してもらうのは?

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2013/01/05

アジアの風(2013/01/05放送分)

北海道旭川市にある「正和電工株式会社」が販売するバイオ・トイレがテーマ。

バイオ・トイレに関しては、富士山山頂などに設置されてニュースになったので知っている人も多いのではと思うが、そのメーカーは今回初めて知った。元々開発していたのは、別の会社だったそうだが、その会社から販売権を得て販売したのが、同社。その後、元のメーカーは倒産してしまい、権利を買い取った正和電工が開発を引き継いだというもの。

社長の橘井敏弘氏は、このバイオトイレを、台湾やベトナムに販売していこうというもの。

で、台湾、ベトナムとも高評価なのだが、価格がネックと言うこと。まずは、公共の場に設置するなどBtoGの戦略で行くのはどうかというアドバイスを受けていた。特に、衛生的である点と、農業用肥料として再利用できる点が大きなアピールポイントになるのではと言うことだった。

しかし、このバイオ・トイレ、原理やら構造やら工夫した点やらをテレビで公開していたが、ここまで公開すると真似するメーカーが出てくるのではと思うよ。

まず、原理としては、普通のおがくずには、空気を通す穴がたくさん開いており、水分などはそこで吸収され、蒸散されるというもの。そして、尿素などはおがくずに含まれる最近が分解されるのだが、空気がたくさんあるのでアンモニアは発生しない。さらに、45℃で熱することにより、大腸菌などは死滅する。そして、残ったリンやカリウムはおがくずと一緒に堆肥として再利用できるというもの。おがくずは年に2~3回交換すれば良いと言うことだった。

また、仕組みとしては、前述の45℃で熱することと、おがくずをスクリューで撹拌することだが、それも至って簡単なもの。スクリューの向きを工夫して、おがくずがタンクの一方に偏らないようにすることなんて、誰でも考えつきそうだった。

元々、オンリー・ワンの技術を使っているわけでもない、至って簡単な原理と仕組みにより、無臭で衛生的なトイレを実現するものだから。

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2012/12/23

アジアの風(2012/12/22放送分)

薄くて軽い防音材(一人静:ひとりしずか)を騒音の多い香港に売っていこうという話の後編。会社は神奈川県大和市にある株式会社静科。
(前編は・・・書くの忘れた)前編では、一人静の性能の話と、現地コンサルタントの評価だった。で、かなり評価が高かったので、後編は実際に専務が現地を訪問して市場性を見てみるというもの。

でも、一般住宅向けではさんざんな結果に・・・。現地のアパートはコンクリートの打ち付けにパネルを貼る構造が多く、防音という意識は全くないと言うこと。うるさいことに慣れている様な感じで、1平米当り8万円もする今回のパネルを購入しようという話には全くならず・・・。

で、後半はターゲットを変えて音響を扱うような施設に売り込み。行ったのはカラオケ店で、そこではかなりの高評価を得ていた。実は、製品としては、厚さ33mmの一人静と、その厚みの半分でそれだけ防音効果は弱い製品の2つを準備しておいたらしく、その薄い方の評価が高かったと言うこと。

ま、日本人の意識で、うるさいから防音材が売れるだろうという発想は単純すぎたと言うことかも。音響の管理が必要なカラオケ店や、静かさが売りのサロン、などターゲットを変えて売り込む必要があるなという結論だった。

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2012/12/09

アジアの風(2012/12/08放送分)

現代版オート三輪を東南アジアに売っていこうという、株式会社日本エレクトライクがテーマ。

昭和40年代くらいまで日本で走っていたオート三輪を現代風の電気自動車にしたもので、エレクトライクという名前。特性としては、四輪車よりも小回りがきき、二輪車よりも安定しているというもの。何となくタイのトゥクトゥクというタクシーを連想させるもの。カーブでの安定性を確保するために、後輪は左右独立のモーターで制御を行っている。というが、減速しながらステアリングを切るとやはり不安定になるのでは?と思ってしまった。

開発の歴史の中で、やはり最初はタイのトゥクトゥクを輸入してみたのだそうだ。しかし、寄せ集めの部品で作られていて重量も重いことが判明し、自力開発に踏み切ったと言うことらしい。しかし、すべてのパーツを一から作るというわけではなくて、ボディはインド製の三輪自動車をそのまま流用し、バッテリーは中国製のものを積み、というように、いいとこ取りをしている感じだった。

で、このエレクトライク、国内であれば、宅配などの需要がありそうだと思うが。

これを東南アジアに売っていこうというものだが。価格がやはりネックかな。

で、評価だが、やはり価格の評価が最低だった。現時点での販売価格が100万円というから高すぎる。しかし、シンガポールでは価格はそこまで低い評価にはならなかった。

また、シンガポールは東南アジアのショールーム的な性格があるということなので、そこで開発して売っていくことが東南アジアで市場を広げていくうえで重要なのではないかと言うことだった。

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この会社の役割は開発というよりも組立という感じのような気がした。たしかに、左右独立のモータ制御をステアリングと連動させるのは一つの技術だが、それほど高度なものでもないので、模倣もされやすいのでは?あまり、優位性というものを感じないなぁ。

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2012/11/14

アジアの風(2012/11/10放送分)

角野製作所が作る超小型水力発電機「ピコピカ」がテーマ。この発電機はアルキメデスのスクリュー(螺旋水車)とLEDライトがセットになったものであり、道ばたのU字溝などでも流量が5l/sec程度あれば発電可能。組み立て式だったが、塩ビパイプや自転車の発電機などを使っていた。出力は数Wであり、現在は公共施設や教育施設などでの評価用、携帯電話の充電やLEDライト、害獣除けの電線などに使われている。

番組では効率の良いスクリューの開発に時間がかかったといっていたが、相手が水だから非圧縮の粘性流体なので、ピッチだけの問題だと思うのだが・・・。

このピコピカは、国内では「水利権」の問題で設置するための許可取得に半年以上時間がかかっていたとか。しかしながら、東日本大震災の後で注目され、水利権の問題も法律改正で簡素化されたそうである(具体的には用水路などでの設置許可が不要になった)。

これを、東南アジアの無電化村などに設置していこうというものだったが・・・。

ベトナムでは

・出力が小さい。屋内照明2個+TV1台程度の出力がほしいということ
・持ち運びが出来るほど小型であるということは逆に盗まれる可能性が大きいと言うこと。特に日本と同じように設置していてはだめ

ミャンマーでは

・コストダウンが必要。現地の労働者は、現時点ならば安価で比較的良質の労働者が確保できるかも知れないので、現地生産はどうか?
・獣害対策としてはイノシシよりもネズミ
・ODAなどを利用して村全体を巻き込んだ設置が良いのではないか

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レジャー用としては大きすぎて車に載らないだろうし、家庭用としては力不足という感じ。国内であれば、前述の獣害対策用の電力や、リモートセンシング用、あるいは監視用機器の電力として使えるかも。畑の真ん中まで電線を引かなくて良いし、太陽電池パネルのように天候に左右されない。

しかし、螺旋水車は、落ち葉や木の枝などのゴミなどが引っかかって、停止することがいちばん不安。見たところ、流入部にフィルターなどを付けていないようだったが。このあたりの対策はきちんと出来ているのだろうか?

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2012/11/07

未来世紀ジパング(2012/11/05放送分)

【世界に羽ばたく!ニッポンの技術6 食品ロボット】

オーストラリアで寿司ブーム。でも、しゃりはロボットが握っている。そのため、バイトでも寿司が作れるそうだ。そして、にぎりだけでなく、巻き寿司もブームが起こっていて、大学の構内で学生がお昼に巻き寿司を食べていた・・・ちょっとびっくりしたな。オセアニアの寿司店の人口比率は北米と同じということで、ブームのほどが分かるというもの。巻き寿司は片手で食べられることから「ハンド・ロール」とも呼ばれている。勿論巻かれている中身のネタは、エビフライやとんかつ、チーズ&キュウリなど、まさにグローカルだった。

番組でインタビューを受けていた日本人の寿司職人は「握り3年、巻き8年」と言っていた。それだけ修行を積まなければちゃんとした寿司は作れないのだが、ロボットを使えばあっという間にできる。

ということで、今週はそのにぎり寿司のしゃりを握ったり、巻き寿司を巻いたりするロボットを始め、日本産の各種食品ロボットの紹介。オーストラリアのメルボルンで食品の見本市が開かれていたが、そこに出品していたのが、巻き寿司を作るロボット。そのロボットを作っているのが、鈴茂器工という日本の中小企業。

巻き寿司ロボットは日本では具も一緒に巻くのだが、オーストラリアでは巻くネタが多くてうまく巻けない。そこで鈴茂器工ではしゃりのシートだけを作る仕様にしたところ大ヒット。この辺は中小企業のフット・ワークの良さが覗えるな~。

食品ロボットは、肉まんや春巻きを包んだり、チャーハンを炒めたり、鮭の切り分けをしたり、フランクフルトやおでんの具、焼き鳥などの串刺しをしたりするロボットなど多岐にわたる。

番組で紹介していたのは、以下の企業

大英技研:包む技術で世界一。デモではうまいこと春巻きを包んでいた。まるで風呂敷でものを包むような丁寧さだったけれど、1時間あたり1,800個包めるというからすごい。この春巻きを包む技術を応用して、インドのサモサ、メキシコのトルティーヤなどを包む機械として海外に輸出されており、引き合いが殺到しているそうだ。

コジマ技研工業:ここは、社長を入れて5人という本当の小規模企業だが、串刺しをする技術では世界一であった。焼き鳥を串刺ししていたが、串で縫うように具を波打たせて刺すことで職人技の串刺しができるということだった。これは、1,500個/時間刺せるという。また、デモでスイートコーンを刺していたが、あんな小さなものを10個程度串刺しにしていた・・・すごい。ここのグローカルは、タイからの注文でシュウマイを4個串にするというもの。これも試作を重ねてうまく対応していた。

日本の中小企業は、外国からヒドゥン・チャンピオン(隠れたチャンピオン)と呼ばれているそうだ。良い技術を持っているが、よく見えない。でも、ITの普及で状況が一変した。英語のHPを作って海外に発信することで、世界から引き合いが来る時代になりつつある。・・・と言っていたが、本当にHPだけで引き合いが来るのかは疑問。

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最後に、大手機械メーカーも食品ロボットに参入していく話で、兵神装備というモーノポンプで高いシェアを誇る機械メーカーが登場していた。モーノポンプとはアルキメデスのスクリューのように脈動せずに軸の回転によって内容物を移送させる仕組みであり、粘性の小さな液体に対しては効率が悪いが、粘性の大きな液体を移送することができるポンプ。そこが、ポンプの技術を応用して人工イクラを作るロボットを試作していた。内側と外側の二重構造のノズルから液体をうまいこと吐出させると、内側から出た液体を外側が包んでイクラのような形になる。あれ、でもこの人工イクラ、どこかで見た気が・・・。どこだったかな?

それから、パラレルリンクロボット(のようなものだと思う)を使ってお菓子を振り分けしている装置も紹介されていた。パラレルリンクだから確かに高速に仕分けできているな・・・。これは安川電機だったな。

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最初に紹介された鈴茂器工を含めて紹介された3社の中小企業はいずれも規模は小さいが、
・オンリーワンの技術を持っている
・顧客の要求に応じて柔軟に仕様を変更することができる
・研究開発に力を入れている
という共通点があった。今後中小企業が生き残って行くには、これらの要素が必要か・・・。

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今回紹介されていた食品ロボットの多くは、(多分)シーケンサで動いているような気がするな。だから、前職のようなRTOSでソフトウェアによる制御はあまり関係ない・・・。こういうのは、RTOSで作らなくても十分なのだろうな~~。

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2012/11/05

アジアの風(2012/11/03放送分)

今週の会社は、ショッピング・センターなどの駐車スペースで、水を少ししか使わずに洗車を行うサービス「クイック・ウォッシュ」を提供しているアイエフリバース。地元福岡市の会社である。イオンショッピングモール・香椎浜やマリノア・シティなどの大手商業施設でサービスを提供している。

水を少し(2l)しか使わなくても洗車できる仕組みは洗車液(スマートクリーナー・エコという商標)に秘密があり、汚れを浮かせる能力があるということ。また、洗車液の成分は自然素材を使っており、環境にも優しいということだった。

商業施設に自動車を駐めている間に洗車するサービスを考えたのは、社長がGSの洗車で「待つのが嫌い」といのが始まりだった。また、商業施設側でも、薄暗く人気の少ない駐車場に洗車員が常駐してくれるのは安全上メリットがあるということだった。

このサービスをアジアで展開しようというもの。

まずは、タイ。ここでは、大型ショッピングセンターでは洗車サービスが10数年前から始まっているということだった。社長さんはホテルで洗車サービスを展開できないかと打診していた。タイではホテルが供給過剰状態なので、差別化のために洗車サービスを提供する余地はあるということだった。

日経新聞編集者の後藤氏が勧めたのが、中東のドバイ。ここでは評価が高かった。ドバイはオイルマネーを利用してふんだんに水を使えるのだが、それでもドバイ政府は節水を呼びかけている。ドバイ政府には「石油で得た利益は環境に還元する」というビジョンがあるそうだ。その中で、「日本」というブランド、つまり、高い品質、きめの細かいサービス、信頼できるという強みを活かせば十分に現地で展開できるのではないかと言うことだった。

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ビジネスモデルに関して少し疑問があるな。

まず、洗車時間は1回あたり30分強だそうだが、需要と供給の関係はどうなっているのだろう?商業施設の来店者数に合わせて配置する洗車員の数を調整しているのかな?。そういう調整は誰がやっているのか?洗車員はフランチャイズといっていたが、彼らは歩合制なのか?待機している時間の給料はどうなるのか?洗車員にとってリスクが大きくないかな?

また、洗車員を呼び出す仕組みは、駐車スペースに自動車を駐めてから携帯電話で呼び出すというものだったが、合理的といえるのかな?工夫の余地はある気がするな~?

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とはいえ、地元福岡の会社なので、ぜひ海外でも成功してほしいと思う。

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月曜日にイオンショッピングモール・香椎浜に行って、クイック・ウォッシュを見てきた。屋内駐車場(3F)にあった!。いつも、平置きに駐めているから知らなかったな~。エレベータに一番近いところが洗車専用スペースとして確保してあったぞ!番組と少し違う!。そしてエレベータ前にはカウンターが。これだと、客も注文しやすいかもね。

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