カテゴリー「未来世紀ジパング」の24件の記事

2013/01/15

未来世紀ジパング(2013/01/14放送分)

【日本のエネルギー第2弾…“海洋発電"無限の可能性!?】と題して、海洋における発電の話。

あまり新しいことは出てこなかったので、要約すると。
・英国では洋上での風力発電を始め、波力発電や潮力発電などの研究が盛ん
・英国は欧州大陸の大陸棚の上にあり、遠浅の海が続いているので、設置にコストがかからない
・一方日本は大陸棚の端に位置し、水深の深い海が多く海洋を使った発電には今まで積極的ではなかった。
・浮体型の発電設備などの開発が進み、日本でも洋上風力発電などに光が当たるようになってきた。
・しかし、日本には漁業権の問題があり、設置を進めていく上で大きな障害となり得る
ということであった。

| | コメント (0)

2012/11/13

未来世紀ジパング(2012/11/12放送分)

【池上彰の2週連続企画!強いアメリカ、弱いアメリカ①】

池上彰氏が、米国大統領選挙を通して、米国の現状を読み解こうというもの。

前半:移民の話

米国では不法移民が1,200万人程度いるとみられる。多くはメキシコ国境を乗り越えて米国内に入国してくるらしい。人種としてはヒスパニック系。そのなかで、オバマ氏は、一定の条件を満たす不法移民に対する寛容な政策を発表した。ということで、米国内の(合法的な移民の)ヒスパニック系の有権者達は同朋に対する寛容な政策を採ったオバマ氏を支持したと言うこと。

不法移民は、米国人がしないようなブルーカラー系の仕事もいとわずに行っているので、米国内産業においては不可欠な存在というジレンマもある。番組では、不法移民の取り締まりが厳しくなったためやむを得ず国内の失業者を雇った農家が、全く働かずに携帯電話ばかりいじって最後には逃げ出した彼らを憤っていた。

後半:同性愛の話

オバマ氏は米国大統領として初めて同性愛を認める発言をした。これら同性愛に対して寛容なのは民主党支持層に多い。一方で共和党支持層は保守的で、同性愛を認めない場合が多い。そこで民主党の地盤の州、共和党の地盤の州、によって同性婚を認めたり、認めなかったりと、はっきりと分かれていた。

--

来週は、もの作りなど、米国国内産業に関して。ちょっと楽しみ。

--

日本国内でも就労人口の減少により、国内労働力の確保が課題になっている。ということで、移民問題は日本にとっても重要な問題かな~。

| | コメント (0)

2012/11/01

未来世紀ジパング(2012/10/29放送分)

【中国の行方~反日デモの裏で起きていたこと】

中国で起きた反日デモの裏側を読み解こうというもの。

中国ではデモが頻発していると言うことで、それは日系企業だけではなく、あらゆる工場で賃上げなどのデモが起きているということだった。デモの中心となっているのは「農民工」と呼ばれる内陸部の農村地帯から沿海部の都市へ出稼ぎに来ている労働者達であり、彼らも2世代目となっている。2世代目の農民工のことを番組では「新世代農民工」と呼んでいた。

彼らの特長としては、
・1980年代以降の生まれ
・学生時代は反日教育を刷り込まれた
・平均的な月給は約2,500元(32,500円)程度
ということ。

新世代農民工達はスマフォなどネットを駆使し、賃金の状況など連絡しあっているそうで、他よりも少しでも待遇が悪いとすぐにデモを起こすそうである。彼らは典型的なブルーカラーであり、工場内の労働者として一生を終わることが決まっており、そういう行き場のない閉塞感が彼らをデモへと向かわせているのだそうだ。ということで、反日はデモのきっかけに過ぎず、多くの新生代農民工は「尖閣諸島」がどこにあるのかさえ知らない、関心がないということだった。彼らの関心は自分たちの将来の生活と言うことだった。

中国には、日本の企業、約14,400社が進出しているが、その4割は製造業。こうして進出した欧米や日本の企業が、中国の経済発展を支えてきた。

そして番組では、中国に進出した企業の多くは撤退を考えていると言っていたが本当に多くなのかは疑問が残る。しかし、仮に撤退を考えているとしても、それもそう簡単ではなく、
・全従業員に経済保証金が必要、従業員への雇用保障が必要(退職金に代わるもの・・・らしい。次の職が決まるまで支払い続けなければいけないとか言っていたが本当なのか?)
・廃業許可申請(当局の廃業許可が必要で、2年くらいかかる)
ということらしい。賃金問題などでトラブルになった工場の日本人管理者が監禁された事例もあるということだった。

一方で、都市部の裕福な家庭に育った子息達は全くデモに参加していないと言うことだった。また、同時期に開催された日本企業の就職説明会には、そういった多くの中国人学生が詰めかけていた。インタビューに答えていた学生が日本企業を志向するのは、コネではなくて実力で評価されることや日本文化に対する憧れ。そういう意味では、全く別世界のようだった。

--

で、未来予測であるが「反日は終わらない」ということだった。中国政府は国内の閉塞感や不満が政府当局に向かわないように「反日」を掲げてガス抜きを図る。それは今後も続くだろうと言うことだった。

中国に関しては現地労働者の賃金上昇で以前ほどの魅力がなくなりつつある。しかしながら、市場としての中国は依然として魅力的で今後も市場の拡大が望める。と言うことで今後も中国とつきあっていくことが重要なのだが、そのときに大切なことは「帽子と用心棒」と言っていた。

・帽子というのは、他人のふりをすると言うことで、日本企業であっても香港などに現地法人を立ち上げ、そこ経由で中国進出することで、暴動などの対象になることを防げると言うこと。
・用心棒というのは、例えば米国であれば、自国の企業が外国で被害に遭うと政府が文句を言ってくれるので、そういう用心棒のある国(米国しかないと思うのだが)経由で中国に進出することでリスクを低減できると言うこと。

逆になぜ日本政府が被害賠償を中国政府に要求しないのかと思ったりするのだが・・・。


| | コメント (0)

2012/10/19

未来世紀ジパング(2012/10/15放送分)

【検証・太陽光発電はバブルか?】

太陽光発電で発電された電力を電力会社が買い取ってくれる制度「固定価格買取制度」が2012年07月に始まってから、企業や自治体などで太陽光発電システムを建設しようという動きが活発化しているという話。現状(2010年の時点)では、太陽光発電は全発電量の0.1%しかなかったのだが、2030年にはこの太陽光を含む再生可能エネルギーを30%にまでもっていこうというのが現政権の方針。

その固定価格買取制度だが、日本では、今年度は「42円/kwh*20年間固定価格」で買い取るのだが、これは事業所などでは発電量のすべてを買い取ってくれるというもの。

番組で紹介されていたのは、工業用に造成された土地で、買い手が付かなかったもの、かつて塩田として使われていたものなど、地方自治体が抱えている土地で使いようがない遊休地の利用であった。

家庭の場合は、買い取り価格は同じだが、固定期間は10年間である。それに、発電した全量を売れるわけではなく、まず家庭用で消費してその余剰を売るという制度である。それを試算すると、

・設置の際に国や地方自治体から出る補助金
・太陽光発電システムの導入費
・家庭の電気代の減少分
・余剰電力の売却益
を鑑みると、だいたい10年くらいで元が取れる計算になるという。ということは、11年目以降は買い取り価格が下落したとしても、電気代の減少分がすべて利益となるということだ。ということで「42円/kwh」という価格は絶妙な価格ということになる。

42円/kwhは、一般家庭で電力を使用する際の電気料金の場合のだいたい倍の価格である。だから、その価格で電力会社が買い取ると、さぞ電力会社は損を扱くことになると思いきや、この制度のミソは、電力会社が電力を買い取るための原資を、利用者に転嫁できるという点。つまり、電気料金が値上げされるということなのである。だから、太陽光発電システムを導入した人に、それ以外の人がお金を払うという事態になっている。

太陽光発電の設置者が増えていけば、電気料金の上乗せ分も上昇する。また、買い取り価格も毎年下落することは必至で、そういった意味では、今年度導入するのがいちばん儲かるということになる。実際日本がお手本にした独国の固定価格買取制度でも、毎年買い取り価格は下落している。したがって、最初に導入した人ほどたくさんの収益が得られるということ。独国では、電気代が+8,000円(換算して)くらい上乗せされている。また、「国内の太陽光パネル製造者」の産業育成を期待していたのだが、安い中国の外国製パネルに負けてしまったということ。この2つをもって、独国の固定価格買取制度は失敗だと、番組に登場した独国の経済アナリストは言っていた。

日本も独国の二の舞になるのでは?と不安にはなる。

--

しかし、今週の未来予測は「太陽光発電で経済再生!」だった。
つまり、太陽光パネルが家庭に普及することで、
・個人の資産が動く
・企業がものを作る
・(大手ではなく)町の工務店などに仕事が来る
ことで、公共事業に頼らなくて、金が回る仕組みになるという。

--

今週のゲスト(沸騰ナビゲーター)は辛坊治郎氏だったが、彼のしゃべりかたは通販番組を見ているようで、何だか軽かった。もっとしゃべり方を工夫すれば良いのにな~~。

| | コメント (0)

2012/10/09

未来世紀ジパング(2012/10/08放送分)

池上彰氏の「これからの日本を考える」第3弾

今回の話題は「日本の国境線」ということで、今渦中の尖閣諸島や、北方領土、竹島の問題などを考えるというもの。でも、ほとんどは尖閣諸島、そして北方領土、竹島はちょこっとしか出てこなかった。

番組の趣旨としては「尖閣諸島は日本固有の島であり、中国や台湾が領有権を主張しだしたのは、海底に資源が眠っていることが明らかになってからだ」というもの。これは、日本が国として主張している内容そのもの。

こういう番組って、公平性が担保されていると思ってみてしまう。そして、やはり日本の主張は正しい。中国や台湾は不当だ。ということになるのだが。でも、日本のテレビ番組だから、国の主張と異なることは言わないだろうし・・・。言ったら大変なことになるだろうしね。だから、公平な報道だと思わせぶりのプロパガンダといえるかも知れない。あくまでも、日本の立場に沿って番組が構成されているところを忘れてはいけない。

番組としては、日本の近海EEZには、海底資源がたくさん眠っており、採掘技術が固まってくれば、日本は資源大国になるというオチだった。それを番組では「資源”海”国」と称していたが・・・。

--

裏を取っていない情報を掲載していた部分は削除します。

| | コメント (0)

2012/10/02

未来世紀ジパング(2012/10/01放送分)

【世界に羽ばたく!ニッポンの技術4 日米電気自動車戦争】

冒頭は、沖縄のレンタカー屋。そこでは日産のリーフを大量に配備していた。

一方、米国のサンフランシスコでも、日産リーフがよく売れていると言うことだった。カリフォルニア州は全米で最も環境意識が高いところであり、特にサンフランシスコは過去スモッグが大量に発生していた地域でもあることから、排ガス規制が厳しい。そこで、日本のプリウスやCR-Z、インサイト、リーフなどがよく売れていると言うことだった。リーフの愛好家たちの集いのようなものもあり、30台以上のリーフが一堂に会しているのは壮観だ。

電気自動車の分野では日産のリーフ、三菱のアイミーブなど日本がリードしているのだが、自動車会社以外から参入してくる企業もある。その代表がテスラモーターズ。ITベンチャー企業の社長が興した会社であり、高級車のセグメントをターゲットとした電気自動車を開発していた。番組では、富裕層ほど環境意識が高いという話もあり、思い切ってそこを狙うというのは、スキミングプライス戦略といえるのかも知れない。

ということで、未来予測は「2025年には、3台に1台が電気自動車に」ということだった。理由としては、電気自動車が割高となっている最大のポイントである「バッテリーの価格」が2030年には現在の1/5~1/10程度にまでなると言うこと。そうなると、ガソリン自動車に比べての割高感も無くなるだろうと言うことだった。

--

さらには、電気自動車に充電している電力を家庭用に使うスマートハウス、スマートタウン~の話もしていたが、この辺は聞き飽きているのでカット!

--

番組では、米国のある自動車レース(ヒルクライム)の模様が紹介されていた。そのレースには電気自動車部門があるのだが、9台の電気自動車が参加していた。当然、レース用に改造してあるのだが、結果は電気自動車部門で1、2位は日本のトヨタ、三菱勢だった。ヒルクライムのような、上り坂でコーナーが多いコースでは、重量がかさむ電気自動車は不利なのだろうが、それでもトヨタのチームはガソリン車も含めた総合で4位と大健闘。年々バッテリーの性能が上がっているので、来年は優勝狙えるんじゃねぇ?

ところで、レース用に改造された電気自動車の音って、RCカーみたいだった。ガソリン車の腹に響くようなエキゾーストノイズが恋しい人には、物足りないかもね。

| | コメント (0)

2012/09/30

未来世紀ジパング(2012/09/24放送分)

【"魔の三角地帯"が中国の経済特区に】

中国が陸続きの南部、タイ、ラオス、ミャンマーをつなぐ「南北回廊」と呼ばれるハイ・ウェイを建設し、南下戦略を推し進めているという話。

その昔「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれるタイ・ラオス・ミャンマーの国境地帯を結ぶ三角地帯は、世界最大の麻薬(アヘン、ケシ)の生産地帯だった。そこを支配していた麻薬王「クンサー」が捕らえられた後、中国の資本によりハイ・ウエイが建設され、そこが大きな変貌を遂げていた。そこは観光地として人気を博し、南北回廊を通って中国人観光客が押し寄せていた。さらに中国はそのゴールデン・トライアングル(のラオス領内)に経済特区を作った。中国がラオスから土地を99年間借り受けて、さまざまな設備を建設していた。例えば、カジノ、競馬場など。中国人のレジャー地域となっていた。公安警察なども配備されており、すでに中国化されている感じであった。

一方で、ラオスやミャンマーなどは中国への依存を深めることに対する警戒心を深めている。

日本にとっては、タイなどの沿岸地域に工場を持っており、中国の内陸部に製品を輸出するルートとして南北回廊を利用しようという動きもある。今までは海上輸送して上海などから内陸部に運ぶしかなかったのだが、トラックによる陸送ができれば、コストと時間を短縮できる。番組では、双日の営業マンが輸送ルートの状況を確認するところに同行していたが、コールドチェーンは確保できていたということで、生鮮食料品の輸送も問題ないようだった。

しかし、このハイ・ウェイ、ラオス国内の道路ではタンクローリーが横転していたり、崖崩れが起きていたりと、整備状況は今市のようだった。そして、ラオス領内なのに、タイと中国が建設していたというのは、タイと中国の思惑かな?。ラオスは、ただの通過地点にならないように、小さな抵抗(コンテナごとの積み替えが禁止で、中身を人家セイン術で載せ替えなければならないなど)をしていたりと、複雑な思惑がうごめいているなという感じ。

最後に、日本は南北回廊に交わるように東西回廊という道路を建設しており、これらの道路によってこの地域の発展が期待できるという。

--

ストロー効果という言葉があって、特に日本で高速道路や大きな橋、新幹線が建設されると、その一方の町や都市にもう一方の町や都市に住んでいる人たちが押しかけるようになり、大きな方はより大きく、小さな方は寂れてしまうということがある。今回紹介された高速道路は、ストローの吸引ではなく、その反対で、経済発展の余力の大きな他方に人が流れているという印象を抱いた。中国の南下戦略は内陸部で着々と進んでいると言うことで、他国の警戒もあるのだろうが、影響力の増大は避けられない状況のようだった。

| | コメント (0)

2012/09/21

未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~(2012/09/17放送分)

鉄道が世界の街を変える!】と題して、鉄道のお話。今回は我が地元JR九州が取り上げられており、非常に楽しみにしていた!。もう一つの話題もLRTだし。

で、まず、JR九州の話だが。キーワードが「赤字で沸騰」。

1.あそぼーい!。運行本数が少なく、チケットがなかなか取れないとか。車内は子供が遊ぶスペースがいっぱい。

2.九州新幹線。さくらやみずほは4列シートでゆったりと座れる。シートは西陣織だったり、ブラインドがすだれだったり、最近乗っていないけれど、見ていると乗りたくなるよ。

3.指宿のたまて箱号(通称:いぶたま号)片方が白色、もう片方が黒色と左右非対称のユニークなカラーリングだが、車内も左右非対称で、座席が錦江湾側を向いている。

いぶたま号のおかげで、指宿の町に活気が戻ってきているという。でも、いぶたま号は一日3往復、もっと増やせばいいのにと思いきや、JR九州は窮乏感をあおるためか、増便しない。いぶたま号の乗車にプレミアを付ける戦略だね。ナビゲータも言っていたけれど、単に運賃収入を増やそうとは思っていないんだな。

JR九州は「鉄道事業では104億円の赤字」だが、博多シティの開業に代表される流通・外食業やマンション建設、不動産業など全体では102億円の黒字をたたき出している。その中で、鉄道事業の位置づけは九州へのPR効果を狙っているという。

そして、「クルーズトレインななつ星in九州」:全部で14室しかない。価格は3泊4日で55万円。来年10月から運行開始。私などが乗れるわけないが、ちょっと見てみたい。

--

後半はストラスブールに代表されるLRT(LightRailTransit)。この町では中心部への車の乗り入れが規制されていて、路面電車が走っている。路面電車と言っても、古き良き時代のチンチン電車ではなくて、近未来型のデザイン。LRTを導入することによって、渋滞や排気ガスによる公害、交通事故などがなくなり、中心街に人通りが戻ってきた。

LRTの特徴は都心と郊外とを高頻度で高速(最高80km/h)で結ぶ鉄道で、簡易プラットホームをもっており、大半が専用軌道などであるが、すべの条件をそろえていなくてもLRTと言われている鉄道も多い。

なぜ、私がLRTに興味があるかというと、私が生まれ育った北九州市では、路面電車が走っていたからだ。今では廃止となり、そこは完全な道路になってしまったのだが、そこを軌道に戻すことは可能ではないかなと考えているからだ。黒崎駅前の商店街も賑わいがなくなってしまっているが、LRT導入で、中心部に人が戻ってきて、賑わいを取り戻せるのではないかな~。

LRTのメリットとしては、コンパクトシティを実現できると言うこと。特に今後増加するであろう交通弱者にとっては、LRTを利用して買い物や通院などを行い、小さなエリアで生活が充足できる。

LRTに関して、日本では富山市に導入されているが、それはたまたま廃線となるJRの路線があったから。他の土地ではなかなか導入が進まない。苦しい地方財政で大型の投資をすることに市民の了解が得られないというのが実情のようだった。例出していたのは栃木県宇都宮市。って、この市ではLRT導入を19年も検討しているなんて・・・。だめだな、こりゃ。この辺は横並び意識の強い日本人の特質が出ているな~~。

--

番組では、LRTが日本になかなか導入されてないという扱いをしていたが、実は、LRTの概念を持つ鉄道であれば、日本にも以前からある。というか既存の路面電車(併用軌道や併用軌道でないもの)をLRT的に運用している路線がある。それこそ、先ほど書いた、北九州市の黒崎と郊外とを結ぶ筑豊電気鉄道も高速性を除いてはLRTに近い側面を持っている。そういう意味では、筑豊電鉄が再び北九州市街地を走るようになれば、私としてはうれしいのだが。

| | コメント (0)

2012/09/09

未来世紀ジパング(2012/09/03放送分)

世界に羽ばたく!ニッポンの技術③世界一きれいな水を作る】と題して、世界における水ビジネスをレポート。

日本人が一日あたりに消費する水の量は約300L弱ということで、思ったより多いな。一方で国連が人間が生活するために必要な量として定めている水は50Lということだった。さらに、一日10L以下しか使っていない国もあるそうだ。

地球に存在する水のほとんどは海水で、淡水は2.5%、その中には、極地域の氷山や地下水など人間が利用できない水も含まれるので、実際に使える水は、0.01%ということだった。

そして、水の宅配ビジネスの話だが、これらの原水は水道水で、不純物を除去してからミネラル分を入れなおすと言うことだった。で、不純物を除去するために使われているのが、RO膜。このRO膜のシェアは日本企業合わせて6割ということだった。

中東のドバイでは、火力発電の余熱で海水を沸騰させ、蒸留水を作っているのだが、コストがかかりすぎるので、RO膜を使って真水を作るプラントに切り替わりつつあるということ。その他世界20カ国でRO膜を使った淡水化技術が利用されていると言うこと。

淡水化技術は1960年代に米国のジョン・F・ケネディ大統領の指示により始まったと言うことだが、技術革新を続けた日本が世界シェアのトップになったと言うことだった。

しか~~し、淡水化は水ビジネス全体(60兆円)の中のわずか(1,200億円)。大きなものは水道事業(50兆円)。でも、日本では水道事業は自治体が実施しているので、競争力とか、ビジネス・センスとかないんじゃないかしら?

でも、カンボジアのプノンペンでは、北九州市の職員が現地の水道公社に派遣されていて、浄水場や、水道管の漏水の管理に関する技術を現地の人に教えていた。

世界には水メジャーと呼ばれる企業があり、1兆円の売上を上げているところもあるので、結局、日本は水ビジネスを海外に打て行けないのか・・・と言われれば、そうではなかった。

東京都は第三セクターの会社を立ち上げて、海外に打って出ようとしている。ベトナムをターゲットにしているようだった。一方でカンボジアでは北九州市が頑張っているみたいだった。

で、未来予測は「メコン川の水を透明に」ということだった。メコン川は東南アジアの5カ国を流れている川で、その川の恵みを受けている人たちは数千万人いる。その人たちに安全な水を提供することに大きなビジネス・チャンスがあるのではないかという結論だった。
--

で、来週は地元JR九州をはじめとする鉄道の話題。これは見逃せないな~~。

| | コメント (0)

2012/08/23

未来世紀ジパング(2012/08/20放送分)

【世界に羽ばたく!ニッポンの技術②復活"日の丸"ジェット】
最初は、ファンボローエアショーの模様。あぁ、もうこのまま1時間、この様子だけ放送してくれたらいいよっていう感じ。で、ファンボローはビジネスショーだから、航空機の商談がメインとなる。で、そこに今回三菱が進出して、MRJを売るっていう話。ちなみに、MRJは「Mitsubishi Regional Jet」の略で、三菱製の短距離ジェット旅客機と言うこと。ハブ空港と地方空港を結ぶコミューター航空など向けの機体である。

MRJは、YS-11以来約50年ぶりに日本が作る旅客機と言うことになる。ま、細かいところを言えば、民間航空機は作っていたのだがね。MU-300とか・・・。

番組としては、YS-11は市場予測あるいは顧客志向のマーケティングができていなかったため売上が伸びなかった。MRJはその反省を踏まえての開発と言うことだった。

リージョナル航空機の市場は、5,000機、17兆円であるが、この分野ではボンバルディア、エンブラエルの2強がいるので、その市場に食い込むための差別化戦略が重要になる。

MRJは、快適性と、メンテナンス性、そして燃費である。ただ、航空機の採算ラインは400機くらいなので、今の受注状況(100強)では苦しい。

で、ファンボローの航空ショーの間に、世界最大のリージョナル航空会社(スカイウェスト航空)から100機の受注を獲得したということで、緊急の記者会見を開いていた。世界最大のリージョナル航空会社からの受注だから、その他の航空会社も注目するだろう。これが売上拡大の契機になれば良いのだが。

で、未来予測は「名古屋が世界の航空産業三大拠点となる」というものだった。その他の拠点というのは、米国のシアトルと、フランスのトゥールーズだが、名古屋のもの作りの潜在能力は、前2都市よりも大きいと思うので、MRJやその後の国産航空機の動向によっては夢ではない予測かなとも思う。

--

日本の航空機産業にひいきな内容になっちゃったな。

| | コメント (0)